50代、ふたり暮らしで食費3万5000円。100円節約するよりムダな買い物を減らす
50代を迎え、そろそろ気になってくるのが、この先の年金生活。豊かな老後を送るためにも、まだまだ現役世代の今のうちから取り組めることはたくさんあります。そこで今回は、ブロガーとしても活躍する59歳の中道あんさんの、将来を見据えた節約生活をのぞいてみました。おいしく食べながら倹約にも励んでいる、食の工夫に注目です!
食事を楽しみながらムダを省いて、年金生活に備える
自分の部屋づくりをきっかけに自宅をリフォーム。「費用はかかりましたが、気持ちを一新できました。思いきってやってよかったです」と話す中道さん。日々の暮らしを楽しみながらも、ムダなお金はしっかり省く、メリハリの効いた節約生活を送っている様子がうかがえます。
おトクで便利な定期便を活用したり、ポイ活にも積極的に取り組み、「浮いたお金はリスクの低い投資に回して老後資金に備えています」
そんな中道さんの1か月の支出の中でも、大きな割合をしめているのが食費。ですが、ここにもムダを省く工夫がたくさんありました。
同居する息子は生活費として3万円を負担
100円節約するよりムダな買い物とフードロスを減らす
いくら安く買っても腐らせてしまっては本末転倒。必要以上にものを買わない、ムダなく食べきる工夫を徹底して、食費を引き締めています。
●貯まった楽天ポイントで肉や魚などの食材を購入
食費を安く抑えられているのは、貯まったポイントで食材を購入しているから。イチオシは、「コリアタウンのお肉屋さん」の黒毛和牛810g。送料込みで5,378円。「こんなにコスパがいい肉はほかにありません!
●宅配に切り替え“無買デー”が増えたら食費節約に!
スーパーに行く回数を減らした中道さん。「それだけで食費が浮くとはビックリ。知らぬ間に『安い』『新製品』などの宣伝文句につられて余計なものを買っていたのかも…」
●おいしく食べてフードロス削減に貢献
食べることでフードロス削減に貢献できる商品も。「ふぞろいRadish」は、らでぃっしゅぼーやが販売する出荷規格に満たない食品のつめ合わせ。写真の魚の唐揚げもその一つ。「おいしさはそのままで割安! もっと世の中に広まってくれたらいいなと思います」
●見通しのいい冷蔵庫で死蔵品をなくす
今あるものを使いきる工夫をすれば、自然と節約に。「冷蔵室は紙袋で仕切り、野菜を立てて収納。なにがどこにあるのか一目瞭然です」
使いかけの野菜は1か所にまとめて。
出費を抑えて生活を切り詰める節約だけではなく、ものを大切に「ムダ」をなくすという考え方が、結果、豊かな暮らしを送るベースに。そんな中道さんのアイデアを参考に、老後の年金生活に備えて、まずは生活のなかのムダを見直してみることから始めてみませんか。