酢にはうれしい健康効果がたくさんあり、夏バテしやすいこの時季の救世主! 毎日食べたくなる酢を使ったおいしいレシピを、料理家で人気Youtuberでもある榎本美沙さんに教えてもらいました。酢の健康効果も、医師・石原新菜先生が解説。毎日の食卓に上手に取り入れて、暑い夏を元気に乗りきりましょう!

おすすめお酢レシピ。“プラ酢”習慣で体の中からヘルシーに

酢は「体にいい」というイメージがありますが、その健康効果は想像以上。「酢ととくに相性がいい夏野菜や肉類と合わせれば、毎日無理なくとれますよ」と榎本美沙さんも太鼓判を押します。

●さっぱりトマトつくね

 

トマトのリコピンとお酢で血液サラサラ効果が期待できます。お酢とトマト、ダブルの酸味でキレのある味わいに!

材料(4人分)

トマト 1個(200g)
A[鶏ひき肉400g 長ネギ(みじん切り)1/2本 片栗粉小さじ2 塩ふたつまみ コショウ少し]
サラダ油 小さじ2
B[しょうゆ大さじ2 酢、みりん、砂糖各大さじ1と1/3]
材料5

【つくり方】

(1) トマトはヘタを除いて1cm角に切る。

(2) ボウルにAを入れて粘りが出るまで練り混ぜる。12等分にして平たい円形に形を整える。

(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)を並べて片面1分半ずつ、両面を焼く。

(4) 弱火にしてフタをし、3〜4分蒸し焼きにする。ペーパータオルで余分な油をふきとって中火にし、混ぜ合わせたBを加えてからめる。照りが出てきたら(1)のトマトを加え、さっと炒める。

[1人分256kcal]

 

<ポイント>

トマトは加熱しすぎると水分が出てくるので、仕上げに加えてさっと火をとおす。

 

●ピーマンのさっぱり肉巻き

ピーマンのビタミンCとお酢で美肌効果がアップ。

酸味の効いた甘辛ダレをからめて完成! パリッとした歯ざわりも魅力です。

 

材料(4人分)

ピーマン 8個
豚ロース薄切り肉 16枚
塩、コショウ 各少し
片栗粉 適量
A[酢、しょうゆ、みりん各大さじ1と1/3 砂糖小さじ2]
サラダ油 大さじ1
いりゴマ(白) 適量

【つくり方】

(1) ピーマンは縦半分に切って種とヘタを除き、縦1cm幅に切る。豚肉は塩、コショウをふり、ピーマンを量ずつのせて巻き、片栗粉をまぶす。Aは混ぜ合わせておく。

(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)の肉巻きを巻き終わりを下にして入れ、触らずに1分ほど焼く。転がしながら、さらに2分ほど全体を焼く。

(3) 弱火にしてフタをし、3〜4分蒸し焼きにする。Aを加えて全体にからめ、器に盛ってゴマをふる。

[1人分410kcal]

 

<ポイント>

ピーマンがバラバラに ならないようにぎゅっときつめに巻くと、きれいに仕上がります。

 

ESSE9月号「美容効果や免疫力アップも! いつものおかずに“プラ酢”するだけ お酢の疲労回復レシピ」では、ほかにも酢を使った料理を多数紹介しています。酢を使ったメニューで暑い夏も元気に過ごしましょう。