「おそ松さん」6周年!六つ子声優がイベントに集結

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 新作アニメーション『おそ松さん〜ヒピポ族と輝く果実〜』(公開中)の舞台あいさつが16日、新宿ピカデリーで行われ、六つ子の声を演じた櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由が登壇。長男・おそ松役の櫻井は「あっという間の6年でした」とアニメスタートからの時間を振り返った。

 『おそ松さん〜ヒピポ族と輝く果実〜』は、赤塚不二夫の同名漫画を原作にしたアニメシリーズ「おそ松さん」6周年を記念した新作アニメ第1弾。大人になってもニート暮らしをする松野家の六つ子が、「食べるとどんな願いでもかなう」と言われる伝説の果実を探す旅に出る。

 本作のテーマはアドベンチャー。登壇者は「おそ松さん」で初めて挑むジャンルに、興味津々と台本を読んだようだが、中村も福山も字面だけでは作品のテイストがイマイチつかめなかった模様。それでも映像が入り、徐々にその世界観が分かってくると、“おそ松さん”ならではの魅力に引き込まれていったという。

 アニメ放送から6年が経過したことに話が進むと、それぞれがこの6年間で変化したことを述べる。立場や環境は変化したものの、本質は変わってないという六つ子たち。そんな中、櫻井が福山の髪が伸びたことに触れると、他の登壇者も福山の髪の毛についてトークを展開。福山自身は、特に目的や思いもなかったようで、笑いながら話に加わっていた。

 その後は、それぞれが思うベストシーンについてのトークを展開。同時多発的に会話を始める六つ子たちの自由奔放な会話に、小野は困惑した表情を見せるが、まさに「おそ松さん」らしい展開に観客も笑顔に。最後に櫻井が、ラストシーンが最も「おそ松さん」らしいとまとめると、大スクリーンでいつもと変わらぬ「おそ松さん」が楽しめる贅沢さを強調。そして6年間に「あっという間でした」と思いを馳せていた。(磯部正和)