国体と障スポ コロナ禍の開催可否判断など検討
開催までおよそ3カ月となったいちご一会とちぎ国体と全国障害者スポーツ大会の大会実行委員会常任委員会が11日、宇都宮市内で開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた検査体制などについて確認しました。
常任委員会には会長の福田富一知事をはじめ、関係団体などおよそ50人が参加し、両大会の参加条件などについて報告がありました。
それによりますと、大会参加前120時間以内のPCR検査が義務づけられている選手や大会関係者は、大会期間中も抗原検査を行います。今年1月に行われた冬季国体では大会期間中に感染が確認された関係者はいませんでしたが、検査体制を強化することで感染防止対策に力を入れます。
また感染拡大で「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の適用など競技運営に支障が出る場合には、まずは実行委員会が検討した上で、大会の開催判断ついて文部科学省などと協議を行うということが決まりました。今月中に開かれる日本スポーツ協会の国体委員会で正式に決まるということです。