19歳・鉄オタ界のプリンス伊藤壮吾さん。「乗っていない路線があると申し訳ない気持ち」
ESSE本誌で連載中の『ドルオタが行く!』のこぼれ話をESSEonlineで紹介! 8月号に登場してくれたのは、ボーカルダンスユニットSUPER★DRAGON(略称スパドラ)のメンバー、伊藤壮吾さん。数々の鉄道番組で“鉄オタ界のプリンス”としても活躍中。筋金入りの鉄道愛やグループメンバーとの関係性などを、19歳とは思えない落ち着いた口調で語ってくれました。
伊藤壮吾さんにインタビュー!「今後は僕から鉄道会社に恩返ししたい」
鉄道愛のこと、SUPER★DRAGONについて、プライベートなことまで、伊藤壮吾さんにたっぷり聞きました。
●鉄オタとしての目標は“全線完乗”
Q1.そもそも鉄道を好きになったきっかけは?
聞かれるたびに申し訳ない気持ちになるのですが、よく覚えていなくて…。気づいたら好きになっていたんです。ただ、3歳くらいの頃、父が仕事で新幹線に頻繁に乗っていて、よく母とお見送りに行ってたので、カッコイイなと思ったのかもしれないですね。幼稚園のときに電車の本を親が読んでくれたり、小1では自由帳に電車の絵を描いていたし、小さい頃からずっと好きです。その気持ちは今も変わらないですね。
Q2.鉄道のいちばん好きなところは?
通勤電車のラッシュやお盆やGWの新幹線のような、鉄道が多くの人に必要とされているシーンとその現場で働く人たちが好きなんです。そういう人はほかに見たことがないから、鉄オタでもめずらしいタイプだと思います(笑)。わかりやすい分類で言えば、乗り鉄(電車に乗るのが好き)と時刻表鉄(時刻表を見るのが好き)になると思います。
Q3.いちばん好きな路線は?
東西線です。以前、沿線に住んでいて毎日乗っていたのですが、引っ越したあとひさしぶりに乗ったら“やっぱり好きだな〜”って感じたんです。葛西とか浦安あたりのベッドタウンに、家やマンションがたくさん並んでいる車窓の景色が好きです。あと、通勤ラッシュで日本一混む路線なので、あの混んでいる感じとかも好きですね(笑)。
Q4.鉄オタ界のプリンスとして、今後はどのように活動していきたいですか?
ありがたいことに、自分の好きなことが仕事につながっていて、SUPER★DRAGON以外は9割9分鉄道のお仕事です。鉄道がないと個人の活動はやっていけない状態なので(笑)、今後は僕から鉄道会社に恩返しができたらいいなと思っています。ファンの方に僕のSNSで鉄道のことを知ってもらって、乗るきっかけにしてもらえたらうれしいですね。
Q5.鉄オタとしての目標は?
全線完乗。国内の全部の鉄道路線を乗ることを目標にしています。30歳になるまでに、一度全部乗れたらいいかなとは思っています。鉄道番組に出演したときに、乗っていない路線があると、その鉄道に対してなんか申し訳ないなと思うんです。あとは、“ああ〜あそこ乗れなかった”って後悔しながら死ぬのはイヤだから、乗っておきたいなと思っています。
●メンバーといるときは気楽にいれます
Q6.SUPER★DRAGONのメンバーはどんな存在ですか?
メンバー9人とも本当に仲がいいので、いつもノリがいい感じ。スパドラにいるときは気を使わないので(笑)、気楽にいれますね。ひとりのときは大人しいタイプだと思いますが、メンバーといるとテンションが上がります。
Q7.5月から9か月連続で、毎月新曲を配信する試みをされていると思います。SUPER★DRAGONにとって、どんなチャレンジですか?
ファンの人には、常にスパドラの新しいなにかに触れてもらえるチャンスだと思うし、今までスパドラを知らなかった人にも、僕らの曲が届くきっかけになるいい機会だなと思ってます。今後もバラエティ豊かな曲が出てくると思うので、楽しみにしていてほしいです。
●プライベートも、鉄道愛が止まりません
Q8.休日の過ごし方の定番は?
皆さんお察しかもしれませんが、鉄道に乗ることです(笑)。一日休みだったら、新幹線に乗って日帰りで京都とかに行ったりします。鉄道好きって、八王子と京都は一緒みたいな距離感なんですよね(笑)。それぐらいのノリでいろいろなところに行きますが、観光はしないで鉄道に乗るだけ。観光するより、時間をフル活用して電車に乗りたいんですよね。
Q9.いちばん好きな食べ物は?
お寿司です。好きなネタは、サーモン、エビ、カツオとマグロとか。変わったネタより、王道が好きです。あとは、早くてうまくて安いもの(笑)。牛丼とかファストフードとか…全般的に好きです。嫌いな食べ物はとくにないですが、強いて言えばアボカドが苦手なくらいかな。
Q10.最近ハマっていることは?
鉄道でもう十分たりているので、ほかのことにハマる隙がなくて(笑)。ストレスが溜まったり、疲れたりしたときも、移動で電車に乗れば気分がよくなるので、本当に一石二鳥な趣味ですよ。
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