約束の新国立に降り立ったラグビー日本代表の歴史的試合に感動しつつ、別口の案件が中止の連続となり喜びも中ぐらいになった件。
トリプルブッキングからの華麗なノーサイド!
いやー…不完全燃焼な一日でした。実は昨日の土曜日、僕は案件が一度に重なっていました。ひとつはついに新国立競技場に降り立ったラグビー日本代表のテストマッチ観戦。もうひとつが福島競馬場のメインレースに出走する愛馬の応援(遠くから)。そして、5年ぶりくらいに会社の同僚のオジサンと連れ立って行く野球観戦。別日にあればそのひとつのことだけを考えて一日を過ごしたであろう案件がいっぺんに重なって来たのです。
特にラグビーと野球の被りは我ながらドキッとするヤツでした。ラグビーは自分で見ようと思ってだいぶ前にチケットを買いまして、何月何日なのかよく把握はしないまま「どこかの土日」程度にフワッと認識していました。国立開催というのは頭に入っていましたので、休みでさえあれば問題なかろうと、軽い記憶だけで留めていたわけです。
で、それとは別の流れで野球に行こうという話が持ち上がったのですが、こちらはいくつかの縛りがありました。まず、連れ立っていく相手の予定に合わせたこと。そして「阪神戦」という条件がついていたこと。有り体に言えば阪神ファンのオジサンを野球に引率してあげようと、なるべく相手の喜びそうな舞台設定にしたわけです。(※西武VS日ハムでビッグボスはどうですかね!と提案したら「遠いからイヤ」と却下されました)
ビックリしましたよね。気づいたら同じ日で。まさかのダブルブッキングで一瞬「これは会社のオジサンにチケット両方買ってもらって勝手に誰かと行ってもらうしかないな」とゾワッとしたのですが(※ラグビーをパスする気はさらさらナイ)、「国立競技場でのラグビー」と「神宮球場でのヤクルトVS阪神戦」というダブルブッキングだったので奇跡的に難を逃れることになりました。完全にやらかしで起きたダブルブッキングが「たまたま歩いて5分の隣の建物」っていうのは自分の徳を褒めましたよね。今世で善行を積んだんだろうなぁと思って…!
↓まずは1本目、ラグビー日本代表VSフランス代表戦へ突撃です!
本来であれば2019年に完成し、ラグビーワールドカップを迎えるはずだった新国立競技場。紆余曲折あってオリンピックスタジアムとなったこの会場に、ついにラグビー日本代表が降り立つこの試合。世間的なラグビー熱はまだまだ凪というか、ワールドカップモードの熱気はないかなと思いますが、現地は大変な盛り上がりです。
まるでかつてのサッカー日本代表戦のように、老いも若きも男性も女性も子ども連れも、みながお祭り気分のなか、桜のジャージに袖を通して集っています。その数、何と5万7011人。入場したときのスタンドの壮観なこと。赤と白、一部にブルーをたたえて、国立競技場のスタンドがビッシリと埋まっています。2019年に燃えた炎は、再び燃え盛る日を待って、今も燃えつづけている。そんなことを感じる光景でした。
試合前のセレモニーでは、前日に亡くなった安倍晋三元総理へ黙祷が捧げられたのち、両国の国歌が演奏されました。派手さはありませんが、心が昂ぶるような時間です。国立での初の歴史を。強豪フランスに勝つという歴史を。悲しみに負けず、脅えず、日常を繰り返していく強さを。その人の足跡もまた残っているこのスタジアムに歴史を刻みつけてほしい。祈って始まる試合です。
↓赤と白に染まった国立で、勝て日本代表!
立ち上がり、まず試合を動かしたのはフランス代表でした。前半9分、ラインアウトからのモールの流れで押し込まれたところで、ワイドに展開したフランスにトライを許しました。大外に完全にひとり余ってしまっており、スコーンとやられたなという印象。このあたりは前回の対戦の影響もあったかなと思います。2日に行なわれた同じ顔合わせによる試合では、モールで簡単に押し込まれる場面がありました。その反省からしっかりモールで押し合ったところ、今度はワイドに展開されていなされた格好。フランスのほうが一枚上、というトライでした。
ただ、日本も負けてはいません。試合再開直後の攻撃シリーズで、自陣22メートルラインあたりからボールをつなぐと、シャンパンラグビーのお株を奪うような連続のパス回しでサイドを突破し、80メートル近くをノンストップでインゴールまで駆け抜けました。最後は15番・山中亮平さんがトライ!新たな国立競技場に日本の初トライが刻まれました!
↓記念すべき「初」にふさわしい爽快なトライ!
🏉 #ラグビー日本代表テストマッチ2022
- J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) July 9, 2022
⏰ 前半12分
日本 5-7 フランス
日本が細かいパスを次々と繋ぎ #山中亮平 選手のトライで
すぐさま反撃💪
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↓興奮による手ブレが凄まじいですが、素晴らしいトライに国立が揺れました!

その後、一進一退で互角のぶつかり合いを見せる両チーム。前回の対戦でもそうでしたがフランスはキックが非常に巧みで、キックによって試合の流れを引き寄せてきます。狙いどころもいいのですが、とにかく精度が高い。あと数メートルずれていれば特に何でもないような場面も、ドンズバで蹴ってくるために大きく陣地を挽回されたり、一気にピンチに陥ったりして気が抜けません。
そしてフランスはラインアウトが巧みです。普通に投げて普通に取るのも上手いのですが、日本の裏をかくように極端に近いところに投げたり、待機する選手を全部飛び越えて裏に投げたり、いろいろな手を繰り出してきます。日本がこういうラグビーをやれたらいいのになと思うような戦いぶりで、大変参考になる相手です。
一方、日本はしっかり組んで、しっかりつないでいくラグビーです。スクラムに関しては決して負けていないという感触もあるので、密集からペナルティを誘発していけると試合の流れを作れそう。そして、スクラムで相手を引きつけたところから突破力のあるバックスに展開していけると得点にもつながっていきそうです。
↓暑い日対策ということで、小まめに給水タイムなども設けられました!


大きな動きなく前半終了か……と思われた前半40分。前半終了前の最後の攻撃で桜のジャージが再び躍動します。日本の左サイドから再びシャンパンラグビーを繰り出すと、12番中野将伍さん、2番キャプテン坂手淳史さんが連続のオフロードパスでつなぎ、6番リーチマイケルさんのゲインから最後は15番山中亮平さんへ。山中さんはインゴール中央まで独走で駆け抜け、この日2つめのトライ!前半リードで折り返す、会心のトライでした!
↓このつなぎ、狭い所を抜けていく爽快さ、たまらないトライ!
🏉 #ラグビー日本代表テストマッチ2022
- J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) July 9, 2022
⏰ 前半40分
日本 13-7 フランス
✨日本の真骨頂✨
日本が細かくオフロードで繋ぐと
最後は #山中亮平 選手がトライ🔥
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↓また肝心なところが凄まじくボケました!

前半を終えて15-7で日本がリード。相手はいまだ勝利したことがない世界の強豪フランス。しかも向こうは、来年のワールドカップ自国開催で優勝を狙うための全力強化の途上です。この相手といい戦いができているのは日本にとっても心強い材料です。夢のベスト4へ向けて、勝たねばならない相手はこの格の相手。1週間前の対戦では後半にガタッと崩れて大差をつけられましたが、そのお返しといきたいところ。まずはいい前半でした。
しかし、このあたりから個人的な運気が急速に下降していきます。前半を終えてすかさずチェックした福島競馬第11競争阿武隈ステークス。3枠5番で出走した2番人気のシンハリング号……僕の愛馬は、スタート直後に騎手を振り落として空馬で走っているではありませんか。空馬なのに前目のいい位置につけ、内ラチ沿いをしっかり伸びてきて2着入線したのは「賢い馬だのぉ」とニッコリですが、騎手を振り落としたら競馬としては失格です。うーむ、愛馬の勝利を祝うという案件はスタートから3秒で吹っ飛んだか。ちょっとイヤーな感じです。
するとラグビーのほうもジワリジワリと雲行きが怪しくなっていきます。後半開始直後の4分、日本陣内でオフサイドを犯してしまい、相手にペナルティゴールで3点を与えます。これで15-10。さらに後半20分にもペナルティゴールで3点を追加されて15-13。一気にトライを狙ってくるのではなく、どこかで1トライすれば勝てるという状況を作りにくるフランス。手堅い試合運びです。
そして決定的なプレーとなったのが後半31分でのこと。まずフランスボールのスクラムから始まり、そこからの突破を日本が止め、さらに日本がボールを奪い、素早くリスタートしようとしたところリスタート時のキック(タップ)が不十分ということでペナルティを取られ、再びフランスボールのスクラムになるという流れからそれは起きます。
この直前までの数プレーで、日本はフランスの21番マカルーに手を焼いていました。途中交代で元気があり、素晴らしいスピードを持っていました。間を抜けられたら一気にトライという怖さがあった。それもあってか、スクラムからの再開時に日本はスクラムハーフが移動してマカルーのサイドに人数を掛けました。日本の逆サイドは4対4の同数で構えていましたが、マカルーのサイドには3対2を作って備えたのです。
しかし、日本のその偏りをフランスは見逃しませんでした。スクラムから出したボールを持つと、22番のクイユーがそのまま独走。真ん中がポッカリと空いたところを突かれました。スクラムから出したボールを持ってそのまま走る、はこの試合でも仕掛けられたフランスの狙いのひとつではありましたが、真ん中を割られるというのは想定外だったかもしれません。スクラムで押されたこと、外が怖いのでケアし過ぎたこと、両面で劣勢だったことが響きました。
↓「え、そんなに外行くの?」と思って見ていたら、スコーンと間を抜かれた!
🏉 #ラグビー日本代表テストマッチ2022
- J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) July 9, 2022
⏰ 後半70分
日本 15-18 フランス#バティスト・クイユー 選手が自らトライに持ち込み
フランス代表逆転🔥
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残り10分で15-20。ただ、まだ1トライで同点、ゴールも決まれば逆転という状況。残り時間でじっくり攻めれば十分に勝てる試合です。途中交代で入ってきた突破力自慢の20番デビタ・タタフさん、そしてワールドカップを見据えて帰ってきた16番堀江翔太さん。投入されただけで場内がドーンと沸いたふたりに期待がかかります。
そのふたりから生まれたのが後半34分のプレー。敵陣深くからのラインアウトで堀江さんがキッチリ入れたボールを日本がつかむと、それを落としてタタフさんを走らせます。残り5メートル、飛び込めば勝ちのプレー。タタフさんはひとりを弾き飛ばし、絡みつく3人から4人を引きずってインゴールを目指します。飛び込むタタフさん。崩れるフランスのライン。一度は審判もトライのコールをしました。場内には大きな拍手と地鳴りが響きました。
ただ、フランス側には防いだという感触があった模様。すぐさま審判に「ないない」とサインを送ると、審判もビデオ判定(TMO)をすることを決めます。スローでよく見ると、タタフさんのグラウンディングの部分で、わずかにボールが手からこぼれており、しっかりグラウンディングできていませんでした。スローで見た場内の観衆も「あぁ…」と納得のノートライ。惜しかった。あと少しでした。
↓一瞬勝ったと思ったが…残念!

結局、日本はトライを挙げられず試合は15-20のまま終了。歴史的勝利はなりませんでした。夏の気候もあって汗でボールが滑りハンドリングエラーが頻出したこと、ノックオンに厳格な審判だったこと、リスタートのキックでフランスが優勢だったことなど、全体的に日本の日ではなかったかなという試合でした。ハンドリングエラーがこれだけ出ると日本としては厳しい。
ただ、完全にやられたという場面は少なく、日本としてはミスからの失点というところが主でしたので、希望を持てる内容だったかなと思います。歴史的勝利は見られませんでしたが、国立に捧げる初戦としては納得の試合ではないでしょうか。熱く盛り上がりました!
↓試合後、友情の証として日本からフランスに日本刀が贈られました!

↓早速、刀で遊び始めるフランス代表!

おい、やめろ!
それは飾っておく用のヤツだぞ!
さて……と向かったこの日の2本目、隣の神宮球場でのヤクルトVS阪神戦。そうしたらビックリしましたよね。ヤクルトにコロナ陽性者が14人出て試合中止だと言うのですから。「ヤクルト1000効いてないじゃん…」と思いながら、会社のオジサンと連絡を取りますと「もう電車乗っちゃった」とのことで、電車の旅をお楽しみいただいてから引き返してもらいました。雨でも降ったと思って諦めてもらいましょう。
とは言え、野球行きたい熱の高まりはおさまらないようで、何としても阪神戦に行こうじゃないかとのご要望。僕も「ヤクルトを信じた僕がバカでした」「そもそも雨にも弱い運任せ球団」「スワチケで買ってるのに中止のメールも送って来ないし」「払い戻しの案内も公式サイトを勝手に見やがれという態度」「クレカで買ってるのに何故か返金用の知らないサービスに登録させようとするし」「二次元コードの電子チケット買ってる客のほうが返金対応遅いってあり得なくないです?」「まぁ電子チケットじゃなくて、手作り二次元コードって感じでしたけど」「球場も古いけどやり方も古いんですよ」「トイレも古いし」「そもそも8日の時点で2名出てるんだったら徹夜で全員検査して朝イチで知らせてくるべきですよねー」「ていうか、何で8日の試合はやったんですかね?」「山田とかもう体調悪かったのに、もともと休養日の予定でしたって言ってベンチ外にしてましたけど」「体調悪いからベンチ外にしたんじゃないんですかね?」「阪神のサイン盗み疑惑の前に山田らの体調不良隠蔽疑惑を解明してほしいですよねー」「阪神のはそのあと、ですよねー」「10日の試合のこともどうするのか発表もしないし」「そのくせ予告先発の情報はダダ漏れてくるし」「この場合、やるにせよ、やらないにせよ、どちらの方針なのか言うべき」「かき集めてやるつもりです!検査結果をお待ちください!か」「スッパリ諦めました!地元にお帰りください!か」「どっちなのかは言えますよねー!」「ツイッターとかそういうときに使うものなんじゃないんですかねー!」「ま、阪神戦を見たいのであってヤクルト戦を見たいというわけではないし」「やっぱり東京ドームの阪神戦にしましょう」「雨で中止はないでしょうし、何かあっても微陽性でおさまるんじゃないですかね」「ドームの新しいモニターキレイですよ」「ドームにしましょうドームに」と応諾し、改めて仕切り直すことに。(※西武VS日ハムで阪神OBの新庄さんを見る、を提案するも「西武のはドームじゃないからイヤ」で却下されました)
期待の3案件が「歴史的勝利ならず」「落馬で競走中止」「コロナ禍で試合中止」という格好となり、喜びも想定の半分くらいとなりました。まぁ、正直ラグビーのあとに野球は疲れそうだなと思っていたので、ありがたい気持ちもありますが。会社のオジサンを野球に連れていく案件は、今度こそダブルブッキングしないように日程を定めたいと思います。何にせよ、発表はなるべく早くでお願いしたいところですね!
↓ヤクルトのみなさん、どうぞお大事に!

どの道ダブルブッキングは回避できたという、自分の徳の高さを感じました!
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