参議院議員選挙は10日に投開票が行われます。改選数1の栃木選挙区に立候補をしている現職と新人合わせて6人の訴えを振り返ります。

栃木選挙区に立候補したのは届け出順に共産党・新人の岡村恵子氏(68)、立憲民主党・新人の板倉京氏(55)、3回目の当選を目指す自民党・現職の上野通子氏(64)、政治団体、参政党・新人の大隈広郷氏(52)、日本維新の会・新人の大久保裕美氏(45)、NHK党・新人の高橋真佐子氏(57)の6人です。

共産党・新人の岡村氏は平和や暮らしを守る政治を全面に掲げ、軍事力による国同士の衝突の回避や憲法改正反対などを訴えています。

立憲民主党・新人の板倉氏は税理士の立場から税制の不平等を訴え、消費減税や物価高対策を行うと支持を呼びかけました。

自民党・現職の上野氏は「教育なくして国の発展はない」と力を込め、経済格差が教育格差につながってはいけないと訴えます。

政治団体・参政党の新人、大隈氏は充実した教育など次世代の子どもたちのために明るい未来を繋いでいきたいと呼びかけています。

日本維新の会・新人の大久保氏は議員報酬のカットや教育の無償化など5つの重点政策を掲げていて、まちの声を国に届けたいと力を込めます。

NHK党の新人・高橋氏はNHKの受信料を巡り契約者だけが視聴できるようにするスクランブル放送の実現を訴えています。

また、県内関係の比例代表では日本維新の会から元県議会議員の新人、西川鎮央氏(50)が立候補しています。

参院選は10日に投開票が行われます。