スリーコインズの麦茶ポット4つを徹底比較!お手頃価格で見た目も涼しげ
夏の暑さも厳しくなり、冷蔵庫の飲み物の代表である麦茶づくりは大変です。また、使用するポットによってその使い勝手も変わってきます。ここでは、100円ショップのアイテムに詳しい食文化研究家のスギアカツキさんに、スリーコインズの麦茶ポットの比較をしてもらいました。
スリコのアイテムで毎日の麦茶問題を、ラクチン&おしゃれに
暑い夏がやってきました。冷たい飲み物の消費が多くなる季節ですが、皆さんはどんなドリンクをどのように準備していますか? 子どもが安心して飲めて熱中症対策としてもオススメされるのが、「麦茶」。しかしながら学校や仕事用、自宅用を家族分すべて煮出して手づくりするとなると、もう大変です。市販のペットボトルを購入したとしてもすぐにケースが消えてなくなり節約面でもデメリットを感じることも…。うーん、夏の麦茶問題ってとっても深刻!
そこで今回は、そんな麦茶問題を少しでも軽やかにするご提案。あなたの“ちょっと幸せ”をお手伝いする雑貨ブランドとして人気の「3COINS(スリーコインズ)」で、さまざまな麦茶ポットを発見したので、用途に応じたおしゃれで機能的なアイテムを4つ厳選してご紹介したいと思います。
●素材や形状が違う麦茶ポット4選
スリーコインズ店内で麦茶に合いそうなボトルを探してみたところ、素材や形状が異なるシンプルかつおしゃれなアイテムがたくさんあることに気がつきました。ここではオススメの4アイテムをご紹介していくことにしましょう。
(写真左から)
ピッチャー \550(税込)
ウォーターボトル \330(税込)
ドリンクボトル1L \550(税込)
耐熱ガラスピッチャー \1650(税込)
一見何がどう違うのかわかりにくいですよね。そこで、麦茶づくりを準備するという側面から、一つ一つ特徴(メリット・デメリット)を整理していきたいと思います。
冷蔵庫保存に適している3アイテムは、素材や注ぎ口の違いに注目
今から紹介する3つのアイテムは、ドリンクボトル、ウォーターボトル、ピッチャーです。
●水出し麦茶、市販麦茶の移し替えに最適「ドリンクボトル1L」
まず最初にご紹介するのが、牛乳パックのようなカタチをしたドリンクボトル(550円)です。ビジュアル的にもかわいく、市販の麦茶を移し替えるだけでも食卓でおしゃれに大活躍してくれそうです。材質は、本体と本体フタ部分がポリスチレン、注ぎ口ブタがポリプロピレン、パッキンがシリコーンゴム。
レンジ・オーブンはNG、食洗機もNGになっています。本体の耐熱温度が80度であるため、熱湯を注いで麦茶をつくることもNG。つまり、水出しスタイルで冷蔵庫で場所を取らずに麦茶をじっくりつくる用途としてはおしゃれで秀逸と言えます。
《メリット》
・おしゃれなデザイン
・冷蔵庫で場所を取らない
《デメリット》
・食洗機やレンジがNG
・熱湯を注げない
・傷がつきやすい
●食卓に置く常温麦茶ポットに最適な「ウォーターボトル」
2番目は、ガラス製のウォーターボトル(330円)。ポイントは、傾けるだけでどの方向からも注げるフタ部分です。本体はガラス、外ブタがポリエチレン、可動ブタがポリプロピレン。ガラスに耐熱性がないため、急激な温度変化によって割れる危険性があり、食洗器やレンジがNGになっています。また冷凍庫での使用もNGとされています。強みは、すぐに注げる点にあり。冷蔵庫で水出しする場合や、常温で食卓に常備しておくシーンに向いています。
《メリット》
・注ぎやすいフタ
・ガラス部分は傷がつきにくい
《デメリット》
・食洗機やレンジはNG
・フタが完全に閉まらないので横置きNG
●冷蔵庫に横置きできるのが強みの「ピッチャー」
3番目は、持ち手が上についたピッチャー(550円)。完全密閉なので横置きができ、冷蔵庫のドアポケットにも収まりやすいようスリムに設計されています。本体がAS樹脂、フタがポリプロピレン、スリーブが合成ゴム、パッキンがシリコーンゴムでつくられていて、熱湯が注げる点が特筆すべき良点。食洗機もOKです(レンジはNG)。容量は1.1リットルで、広口になっていること、横置きしても転がらない角型のデザインは機能面でも強みと言えます。
《メリット》
・横置きできる
・熱湯&食洗器はOK
《デメリット》
・ガラスに比べて傷つきやすい
常温派ならあると嬉しい「耐熱ガラスピッチャー」
そして最後にもう一つ、私がもっともオススメしたい、麦茶用ピッチャーのご紹介です。
●機能性だけじゃなく見た目よし!「耐熱ガラスピッチャー」
私が直感的に一目ぼれしてしまったのが、ジュエリーのようにキラキラと美しい雰囲気を醸し出す耐熱ガラス製のピッチャーです。1650円という金額はスリコのアイテムの中では価格的に特別感があるものの、他店の同類商品と比較すれば決して高くはありません。
私はあか抜けたスタイリッシュなデザインに惹かれ、洗いやすさや衛生面を確認して購入しました。わが家は常温麦茶を好むため、煮出した麦茶をこのピッチャーに移して冷ましながら活用。容量は1.75リットルなので自分専用の1人分として在宅時の昼間用にしたり、夜は夕飯に合わせて食卓に置けば家族分をまかなえます(冷たい麦茶を好む場合はグラスに氷を入れて注ぎます)。
《メリット》
・おしゃれなデザイン
・大容量
・熱湯&食洗器&レンジすべてOK
《デメリット》
・(大きいので)冷蔵庫保存には向いていない
みなさんの使いやすさによって、ぜひ検討してみてくださいね。
結論、常温派の私が愛用しているのは、「耐熱ガラスピッチャー」と「ピッチャー」です。みなさんはいかがでしょうか?