甲子園出場を目指す高校球児の熱い夏、夏の高校野球栃木大会が8日、開幕しました。宇都宮市の県営球場では3年ぶりに開会式が行われ、全チームそろっての入場行進が行われました。

104回目を迎えた夏の高校野球栃木大会。ことしは新型コロナウイルスの影響で中止になっていた開会式が3年ぶりに行われ、連合チームを含む61校58チームの全員がそれぞれの思いを胸に入場行進を行いました。

優勝旗を返還するのは11連覇がかかる王者・作新学院。そしてその作新学院の桜井叶翔主将が力強く選手宣誓を行いました。

 

桜井主将の選手宣誓:「野球が伝来し150年という節目の年に野球ができることに幸せと喜びを感じています。また、今年はいちご一会とちぎ国体も開催されます。高校野球で栃木県を盛り上げられるよう最後まで一つの白球を追いかけていきたいと思います。野球人口が減少している今、もう一度、野球の楽しさ、野球の素晴らしさを伝えていきたいです。この夏、今まで築き上げていただいた伝統とプライドを胸に熱い戦いにすることを誓います」

今年はどんなドラマが生まれるのか。そして甲子園への切符を手にするのはどのチームか。決勝は24日に県営球場で行われる予定です。