特売でまとめ買いした食材をそのまま冷蔵庫に放り込んでいませんか? 食費を減らしたいなら、冷蔵庫にしまう前に下処理をすることが重要です。夫と5歳の息子と3人家族で、月の食費約2万円の食費節約達人のmemiさんに、見た目がすっきりする節約冷蔵庫のつくり方を教えてもらいました。

食材を化石化させない!野菜は下処理をしてからしまう

買ってきた野菜はそのまま野菜室に入れず、下処理してから入れることで鮮度が長もちします。一度手を加えることで使いやすくもなりますよ。

●食材は長もちする保存法で保管する

ジャガイモやタマネギは専用袋に入れて冷えすぎないように。庫内の泥汚れも防げます。

葉野菜は根元を濡らしたペーパータオル、ニンジンは乾いたペーパータオルで包んでから袋に入れて保存。「レタスは根元につま楊枝を刺して鮮度を保ちます」

冷凍は使う1回分ずつ小分けにして保存

肉類や残り野菜は、冷凍しておくことで鮮度を保つことができます。在庫がわかるよう、トレーで仕切り、立てて保存。

●肉は小分けに、残り野菜はまとめて1食分にして冷凍

肉は1回分ずつ小分けしてラップで包み、冷凍。

半端野菜は細かく刻み、チャーハンの具材用に。「マスキングテープに保存日を記入してはり、立てて収納すれば使い忘れ防止に」

●アルミトレーで急速冷凍をして鮮度を保つ

冷凍室の引き出し部分にアルミトレーを並べ、急速冷凍スペースに。「冷凍するものはここに並べて急速冷凍すれば、劣化を防げます。しっかり凍ったら下段に移動させて収納」

「食費が減る冷蔵庫」の中を定点観測!

食材購入後から買いたし前までの、memiさんの冷蔵庫の中を公開。どのように食材を使っているか紹介します。

●帰宅後はとりあえず食材をしまう

買い物から帰宅したら、とりあえず食材を冷蔵庫へ。

野菜も同様です。「子どもがいてすぐに作業できないことが多いので、まずはしまって落ち着いてから下処理します」

 

●献立を立てたあと、用途に合わせて食材を下処理

献立表に残り食材と、購入した食材を書き出しながら、献立を考えます。「次に、食材が長もちし、調理もしやすいように下処理をして冷蔵庫へ」

野菜は下処理をして保存。

肉類は小分けにして保存。

●買いたし前の冷蔵庫の中はすっきり!

残り食材や下処理した野菜類を順調に活用。

「冷蔵庫がすっきりしてきた頃が次の買い物の合図。冷凍肉は来週にもちこし、2回目の買い物へ」