野菜や肉などをまとめ買いで節約をしようと思ったのに、使いきれずにいつのまにか冷蔵庫の中で化石化させてしまうことはありませんか? 購入した食材をすべて使いきることが、食費節約の第一歩! 冷蔵庫の食材管理を徹底し、食品ロスをゼロにする方法を達人に教えてもらいました。

食費月約2万円!在庫管理を徹底して食材ロス&化石化なし

 

3人家族で驚きの食費月約2万円をキープしているmemiさん。

「ポイ活で貯めたポイントも食費に充てていますが、どんなに安く買っても、いちばん大切なのはムダなく使いきることです。買い物前には必ず冷蔵庫をチェックしてメモをつくり、使いきれる分だけを購入。買ってきた食材は鮮度を保つ工夫をして保存したり、早めに使いきりたいもの優先で献立を立てたりして、ロスが出ないようにしています」

買い物は週2回。1回目は特売日にまとめ買いをし、もう1回はたりなくなった分を補充します。

「週の予算は4,000〜5,000円。特大パックの肉などを購入した週の金額は多めですが、次の週は肉を購入しないので、無理なく収まっています。調味料や米はアンケート回答などで貯めたポイントを活用してドラッグストアで購入。結婚当初、使えるお金が少なくて始めた節約ですが、自分なりのやり方が定着してからは、無理なく続くようになりました」

 

食材を使いきる冷蔵庫のつくり方に密着!

食材の使いきり達人、memiさんの冷蔵庫がどのように循環しているのか密着取材! 買い物の仕方から整理、収納、保存術まで、無理なく続けるためのアイデアは必見です。

●冷蔵庫の中をスマホで撮影し 、余りを確認

 

買い物に行く前に、まずはスマホで冷蔵庫内を撮影。冷蔵室は加工食品などを入れているカゴの中身もパシャリ。「冷凍室、野菜室も忘れずに撮影して在庫をチェックします」

●スマホを見ながら買い物メモを作成

スマホで撮った写真を見ながら残っているものをメモ。「買い物前はメインの冷蔵室はほぼからっぽ。つくりおきおかずや半端野菜、冷凍の肉なども忘れずメモします」

●買い物メモには残り食材と買うものを記入

 

メモ用紙の上段には残り食材を、下段には買うものを記入。「買うものは肉・魚2〜3種、野菜7〜10種などざっくりと。実際にスーパーに行って安いものを選びます」

●ストックの残量も忘れずにチェック

缶づめや乾物などのストック品も、買い物前に確認。「貯めたポイントを使ってドラッグストアで購入しますが、日々の献立に欠かせないので、たりないものがないか確認しておきます」