2021年7月に発生した静岡県熱海市の土石流災害で、象徴となってきた建物の解体作業が6月13日から始まりました。

解体作業が始まったのは、熱海市の土石流災害の象徴となってきた4階建てのビルです。6月13日朝から工事関係者が建物の中に入り、解体の準備を進めています。

被災した住宅の解体は、罹災証明もしくは、被災証明で半壊以上の判定を受けた人が対象で、申請した人に対し、熱海市が公費で撤去します。公費での解体作業は、被災者の負担軽減や二次災害を防ぐことを目的としています。

これまでに、57棟の所有者が解体を申請していて、熱海市は2023年1月までに完了を目指しています。