アンティーク調のインテリアを求めて専門ショップに足を運んだものの、いいお値段で断念…。それなら、リサイクルショップを回ってみることをおすすめします。リサイクルショップで中古家具を購入し、大好きなアンティーク調の部屋づくりをした日刊Sumaiライターが、自宅を公開。1500円〜6000円程度で購入した家具は、どれもいい雰囲気です。理想の出会いをするためのちょっとしたコツも紹介します。

リサイクルショップは低価格で一期一会の楽しみも!

筆者がリサイクルショップで家具や小物を購入したのには、以下のような理由があります。

 

●相場の1/3〜1/2くらいの価格で手に入る

なんといっても、低コストでいい家具が手に入るのが最大のメリットです。今まで購入したものは、だいたい相場の1/3〜1/2程度!

中古品ではありますが、しっかりとつくられているものは、長く愛用できます。また、なんらかの理由でデッドストック(売れ残り品)となっていた未使用品が、販売されているケースも。

 

●子どもが傷つけてもあまり気にならない

筆者には4歳と1歳の子どもがいます。子どもが新しい家具にキズをつけてしまうと、やはりショックを受けてしまうもの。

ところが中古の家具の場合は、購入前から細かいキズや塗装はがれが生じているものもあるので、購入後に子どもがキズをつけてしまってもあまり気になりません。

状態がよい高価なアンティーク品だとナーバスになるかもしれませんが、筆者はお手頃価格の家具に狙いを定めているので、多少の傷は許容範囲です。

 

●一期一会の楽しみがある

リサイクルショップに買い物に行っても、必ずしも欲しいものにめぐり会えるわけではありません。ときにはお目当てのものを求めて、リサイクルショップに聞き込みすることも。

逆に、思わぬタイミングで理想的なものに出会えるときもあり、一期一会を楽しめます。

 

リサイクルショップで手に入れたテーブルや棚などを公開

ここからは、筆者が今まで購入してきたものを紹介します。

1.ラタンのテーブルは1500円で購入

写真の手前に写っているテーブルを、リサイクルショップにて1500円で購入しました。軽くて持ち運びしやすいだけでなく、濡れてもれてもすぐ乾くので水遊びの際にも大活躍しています。

普段はリビングの子どもスペースに置いて、おままごとのテーブルにしたり、おやつを載せたりと、子どもがメインで使っています。

 

2.ラタンの棚(3000円)+カゴバッグ(100円)

ラタンの棚を3000円、カゴバッグを100円で購入しました。

こちらは、子どものオモチャ入れに活用しています。こまごまとしたオモチャや、カラフルなものをそのまま納めても、中身が見えにくくおしゃれな雰囲気に。

 

3.ラタンのゆりかご(6000円)

写真右奥に写っているラタンのゆりかごを、6000円で入手しました。30年以上前のデッドストック品です。子どもが小さいときにはゆりかごとして使用し、大きくなってからは荷物入れにしています。

 

4.ラタンのタンス(3500円)+5.木製イス(3000円)

写真中央にあるのが、ラタンのタンスです。ラタン製のタンスをフリマアプリでリサーチしてみると、安くても1万円以上します。かなりの掘り出し物でした。

写真の右側に写っているのは、日本製で職人による手づくりのイス。こちらは3000円で購入しました。

 

6.ロッキングチェア(6000円)

ほぼ未使用品で、相場の1/3の価格で購入。理想的なロッキングチェアになかなかめぐり会えず、いろいろなリサイクルショップに聞き込みをして、やっと手に入れることができました。

購入した家具を駆使してアンティーク調の部屋が完成!

ラタンや木製の家具をメインに、アンティーク調の雰囲気にまとめています。

 

リビングの家具はほとんどが、リサイクルショップの中古品。お絵かきしている娘たちの前の壁にかかっている小物も、中古品です。

リサイクルショップで購入した家具で、おしゃれなインテリアがかないました。

 

リサイクルショップで購入するときは、下調べが肝心

リサイクルショップを活用する際は、いくつかのポイントに気をつけて購入しています。筆者の場合ではありますが、注意しているポイントをご紹介します。

 

●購入前に注意深く状態を確認する

リサイクルショップなどでは、基本的に返品交換ができません。そのため、購入前にはしっかりと状態を確認。多少の汚れやキズは目をつぶっても、家具そのもののガタつきやひび割れがあるものは避けています。

タンスや引き出しは、スムーズに出し入れできるかも合わせてチェックを!

 

●欲しい家具の相場を把握しておく

お得に購入するには、欲しい家具の相場を知っておくといいかもしれません。だいたいの価格を把握しておけば、購入する際の目安になります。

価格は、リサイクルショップをめぐったり、フリマサイトでチェックしたりと、時間があるときにリサーチしています。

 

●欲しい家具のサイズ感を頭に入れておく

最初に書いたように、理想的な家具とのめぐり会えるかは一期一会です。そのため、いつでも迎えられるように、欲しい家具のサイズ感を頭に入れています。また、中古品はオーダーメイドできません。置くスペースのサイズだけでなく、高さや幅なども把握しています。

低予算で家具がそろうのも、魅力です。部屋づくりの一例として、ぜひ参考にしてください。