栃木県内103人感染 高齢者施設で300例目クラスター 大田原市では期限切れのワクチン接種 新型コロナ 10日発表
新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は10日、新たに103人の感染を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、県の発表分が63人、宇都宮市の発表分が40人の合わせて103人です。9日に公表した1人の発生届が取り下げられたため県内の感染者の累計は9万2,167人となりました
クラスターの情報です。那須烏山市の高齢者施設で職員1人と利用者4人が感染し、県は県内300例目のクラスターに認定しました。
そのほかの関連情報です。大田原市は市内の2つの医療機関で使用期限が最大8日過ぎたワクチンを誤って30人に接種したことが今月6日と7日に分かったと発表しました。医療機関の担当者が十分に期限を確認しなかったことが原因だということです。今のところ健康被害の報告はなく、健康観察を続けることになっています。市は今後、配送したワクチンについて使用期限を迎える3日以上前に期限が近いワクチンがあることを医療機関に知らせるとしています。
最後に関東近県の感染状況です。埼玉県では3人の死亡と558人の感染、茨城県では1人の死亡と228人の感染、群馬県では146人の感染が確認されています。