児童が田んぼの生き物調査 宇都宮・清原北小
宇都宮市の小学校の児童が8日、田んぼの周りに生息する生き物の調査を行いました。
田んぼにやってきたのは、清原北小学校の5年生20人の調査隊です。8日は学校の北側にある田んぼやビオトープで網を使って泥をすくい、生息する生き物の違いを調べました。 清原北小学校は総合的な学習の時間の一環で、都市部ではなかなか見ることのできない田んぼの生き物と触れ合い自然環境に関心を持ってもらおうと、地域の自然愛好家団体などの協力で毎年この時期と秋に調査を行っています。 児童たちは捕まえたカエルやドジョウ、トンボの幼虫のヤゴなどを水槽に分けて夢中で観察しました。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種となっているアカハライモリも見つかり、児童たちは珍しい生き物との遭遇に歓声を上げていました。 児童たちは今後、見つけた生き物について図鑑やインターネットで詳しく調べ、まとめたことを学校の内外で発表するということです。