陸上60メートル走の40歳から44歳の部門で日本記録を更新し、今月開かれる日本選手権への出場が決まった栃木市の職員が6日、大川秀子市長に大会での活躍を誓いました。

大川市長のもとを訪れたのは市の職員の高橋裕和さんです。44歳の高橋さんは7歳のころに陸上競技を始めました。

現在は下水道建設課に勤める傍ら、休みの日などに短距離走を中心として陸上競技大会への参加を続けています。

アスリートとしての努力が大きな実を結んだのは去年8月、佐野市で開かれた大会の40代前半が出場する60メートル走の部門で、6秒98で優勝。

これまでの記録を0.07秒塗り替えて日本記録を更新しました。

この成績を受けて競技団体から推薦を受けた高橋さんは、今月12日に大阪府で開かれる日本選手権に出場します。

全国のトップアスリートが集う大会への出場は、約37年間の競技人生で初めての大舞台だと話す高橋さん。

大川秀子市長は「隠れた才能を持つ職員がいると知り驚きました。市民一同応援しています」と激励しました。