服のブランドを立ち上げたり、久々に歌の仕事をしたり…と、充実した日々を送る最近のともさかりえさん。ESSE7月号の表紙に登場してくれたともさかさんに、前向きな気持ちで日々を過ごすコツを教えてもらいました。

新たな世界に飛び込むことで、気持ちも前向きに

昨年、アパレルブランド『My weakness』をスタート。自身が着たいものを軸に、日常的に着られるカジュアルなアイテムを提案しているともさかりえさん。

オールホワイトがさわやかなともさかさん(全身写真)

●自分自身が“好き”と思えるものを提案したい

「私はこれが好きだけど、みんなはあっちの方が喜ぶかな…と考えてしまうとやりたいことがぶれるので、純粋に私自身がかわいい! と思うものを形にしていきたいですね。とはいえゼロからなにかをつくるのは大変。私は決断するのが苦手なので、なるべくそういう機会をつくらないように生きてきたのに…。今は『どうしますか?』と聞かれてばかりです(笑)」

大変な反面、「与えられた役を演じきる」というお芝居の仕事とは、違う醍醐味も感じているそう。

「なかには、買って着用した写真をSNSにあげてくれる方もいて。本当に誰かの日常の中で楽しんでもらえているんだと思うと、うれしいと同時に、これからもがんばろう、と励まされます」

「失敗してもいいや」と思えるように

 

この春には、久々に歌手としても活動。キーボーディストのKan Sanoさんのアルバムに参加しています。アパレルの立ち上げも含め、ともさかさんにとっては新しいチャレンジ。思いきって踏み出せたのは、コロナ禍による日常の変化も影響しています。

「明日がどうなるのか、わからない日々の中で実感したのは、『やっぱり楽しいことがしたい』ということ。今までなら尻込みしていたこともおもしろがれる自分になりたいし、一つひとつの出合いも大切にしたい。

もともと私はなにごとにも『ちゃんと正解を出さなきゃいけない』と思っていたんですよね。だから少しでも自分が思い描いていた道筋から外れると、心の底から絶望しちゃう。でも今は『別に失敗してもいいや』と思えるようになった。ふてぶてしくなっただけかもしれませんけど(笑)」

思うように物事が進まなかったり、周囲と考え方が合わなかったり…。誰もがぶつかるそうした壁も、前向きに受け入れられるようになったことで、毎日がラクになったと話すともさかさん。私たちにとっても、毎日を機嫌よく過ごすヒントになりそうです。

トップス¥15400、パンツ¥23100(ともにノーブル/ノーブル 有楽町マルイ店)イヤーカフ¥64900(ヒロタカ/ヒロタカ 表参道ヒルズ店)リング¥110000(ブリジャール)