フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。 今回は今が旬のキクラゲの食べ方について教えてもらいました。

笠原将弘さんに教わるキクラゲの本当においしい食べ方

ゴールデンウィーク明けからの平常運転にようやく慣れてきたわが家です。気温も上がってきて、夏の足音が聞こえてきましたね。ノンストップ! ESSEのコーナーも、新しいコーナーに四苦八苦しながら、少しずつ足並みがそろってきたかなと思っています。

今日は先日放送したおかず道場のコーナーから「キクラゲ」のお話をご紹介したいと思います。「キクラゲ」といえば、これまでは乾燥が一般的でしたが、今では生キクラゲが簡単にスーパーで手に入るようになりましたよね。国産の新鮮なキクラゲは、歯応えも風味も良くてとてもおいしいですよね。

そして、キクラゲの旬は、梅雨の時期! まさに今からなんです。

●女性にうれしい栄養が豊富なキクラゲ

ところで、キクラゲの栄養について、皆さんご存知ですか? 注目すべきは食物繊維です! キクラゲはキノコの中でもダントツで食物繊維が豊富な食材です。お通じも良くなりますし、カロリーも低いので、ダイエットに最適ですね。

他にも、ビタミンDやカリウム、鉄分なども豊富なので、女性にはうれしい栄養がたっぷりです。キクラゲが体にいいヘルシーな食材ということはわかりましたが、でも、どう活用すればいいの? と思いますよね。

キクラゲを使った料理といえば、今回番組でも紹介したような、卵と一緒に炒める…くらいしか思いつきませんでした。

中華料理屋さんで出てくる卵炒めは、とろとろの卵と、コリコリのキクラゲが絶妙でとってもおいしいですよね。だけど、そもそも「キクラゲ」は他のキノコに比べてレパートリーが少ない! というイメージが強いのではないでしょうか?(ちなみに、今回笠原さんがつくった「豚とキクラゲの卵炒め」もとってもおいしかったので、ぜひご活用ください!)

●キクラゲはおひたしにすると絶品

そこで、笠原さんにキクラゲ活用法を教えていただきました!

それが、キクラゲのおひたしです! おひたし!? って驚きますよね。キクラゲは細切りにして、味を染み込みやすくしておきます。鍋におだしとしょうゆ、みりんを10:1:1の割合で入れて、キクラゲを入れたら、1度煮立たせて冷ますだけ!! これで、「キクラゲのおひたし」が完成します。

生放送で、出演者の方にご試食いただいたのですが、「上品な味!」と大好評でした! 私もいただきましたが、箸休めにはちょうどいいお味。油揚げやモヤシ、ホウレンソウなど、他の食材を入れてもおいしくできると思います。

もちろんこのまま、おかずの1品としても食べられるのですが、これをアレンジするのがおすすめとのこと! たとえば、このおひたしを使ってゴマあえにしたり、豆腐と合わせて白あえにしたり。キュウリやニンジンとあえて、酢の物やナムルにするのもいいですね。

これから暑くなるので、このお浸しを冷やして、冷菜として活用してはいかがでしょうか?