特売でまとめ買いした食材で、冷蔵庫はいつもいっぱい。節約しているはずが、なかなか食費が減らない…。そんな人はまず、冷蔵庫の使い方を見直してみては? 冷蔵庫の在庫管理や食材の保存法を見直し、食品ロスをゼロにする方法を達人に教えてもらいました。

「ひと目で在庫がわかる冷蔵庫」だから食材ロスなし!

奥の壁までしっかり見える、すっきりとした冷蔵庫を見せてくれたのは、インスタグラマーの高尾ママさん。食費は4人家族で月4万円をキープしているそう。

今回は、食材がたまりやすい冷凍室を、100円グッズですっきり収納することで食材を使いきるコツを紹介します!

食費が減る冷凍室は「食材使いきり」がポイント!

できるものは極力小分けにして冷凍保存することで、使いきりを徹底。立てる収納で、大量につめ込んでも見やすく、取り出しやすくなります。

お得な100円グッズを使って、冷凍室に小さな部屋をつくることで、さらに見やすく・快適な使い心地に。

●【100円グッズ】浅くて連結できる便利な冷凍用トレー

 

ダイソーの「フリーザートレーワイドクリアー」は、高さが浅く、冷凍室上段の引き出しにぴったり。「わが家では3つをつなぎ合わせて使うのがちょうどよく、重宝しています」

●【100円グッズ】自家製の冷食おかずのつくりおきにピッタリ!

ダイソーの「冷凍作りおきおかずパック」は、余ったおかずなどを1食分ずつ小分け冷凍できるので、お弁当のおかずにぴったり。「余り物を有効活用でき、食材ロスが減ります」

●【100円グッズ】冷凍した食材は立てて収納

 

在庫がひと目で把握できるよう冷凍品は立てて収納。「本来はお皿立てのSeriaの『ディッシュスタンド』を活用。自立しない冷凍品が取り出しやすくなり、収納率がアップしました」

●【100円グッズ】冷凍ネギを使いやすく長もち保存

Seriaの「シャカシャカねぎポット」なら、刻んだネギが、くっつかずパラパラな状態で保存が可能。「その都度刻む手間もいらず、傷みやすいネギもおいしいまま使いきれます」

100円グッズを使って冷凍室をフル活用!

おいしく食べきるためにも、消費は冷凍後1か月以内を目安にし、食べきれる量だけを冷凍。「冷凍焼けして味が変わってしまうと意味がないので、こまめに状態を確かめます」

●朝食セットは取り出しやすい場所にストック

使用頻度が高いものは庫内の上段の引き出しが定位置。「トースターで解凍できるピザパンや、お湯に入れるだけでみそ汁になる自家製みそ玉を約1週間分ストック。朝の時間がないときにも大活躍します」

●野菜は使う形に切って冷凍

ニンジンや大根は、買ったらすぐに小分け冷凍。いちょう切りや細切りなど、用途別に切っておけば、調理がぐっとラクに。「疲れた日も外食やテイクアウトに頼らなくなりました」

●キノコ類は使いやすい形でミックスして保存

冷凍させるとうま味や栄養価が増すキノコ。「2〜3種類を混ぜるとうま味もさらに倍増、料理のボリュームもアップします」

●みそ汁セットはビニール袋にひとまとめに

みそ玉に追加する具材は、1食分ずつ分けて冷凍。「半端野菜も切って入れれば食材ロスが減らせ、具だくさんみそ汁が簡単につくれます」

ふるさと納税は定期便を活用

お米と肉はふるさと納税で確保。「今年は野菜が毎月届くコースを申し込み。定期便だと1か月で食べきれる量で、旬の野菜がおトクに手に入るので、食費節約の強い味方です」

 

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