純烈、吉本芸人との共演に喜びと怖さ「何をされるのか(笑)」 脱ぐ準備も!?
●小田井は本格ミュージカルと勘違い
心地よいムード歌謡や気さくな人柄で幅広い世代に愛され、4年連続で『紅白歌合戦』に出場しているスーパー銭湯アイドル・純烈。メンバーの小田井涼平が年内で卒業することを発表し、小田井のソロ活動や純烈の新メンバー構想に熱い視線が注がれているが、6月3日・4日には、東京・有楽町よみうりホールで開催されるスーパー銭湯LIVE『ユーラン・ルージュ〜笑いの源泉かけ流し!〜』に本人役で出演する。吉本興業主催ライブ初出演となる純烈にインタビューし、意気込みや楽しみにしていることを聞いた。
本作は、有楽町のど真ん中に突如現れたスーパー銭湯「ユーラン・ルージュ」を舞台にしたノンストップコメディLIVE。偶然訪れた駆け出し作家(田村心)が、銭湯のオーナーの娘(新内眞衣)に一目惚れするところから物語は始まる。次長課長・河本準一、タカアンドトシ・トシ、こがけん、トレンディエンジェルら吉本芸人も多数出演。純烈は本人役で登場し、歌と踊りで魅せる。
――『ユーラン・ルージュ』出演が決定したときの心境からお聞かせください。
酒井一圭:吉本さんにミュージカルのイメージがなかったので、最初は驚きましたし、怖かったです。純烈役と聞いて、それならと思いましたけど。バラエティ番組で司会をやられている吉本の芸人さんは多いですが、そこに出演が決まるとうれしいけど怖いんです。
白川裕二郎:確かに怖いね。
酒井:(明石家)さんまさん、ダウンタウンさん、千鳥さんって聞くと、ビクッて(笑)
小田井涼平:僕は最初にこの話を聞いたときに『ムーラン・ルージュ』だと勘違いし、吉本さん最近いろんなことをやられるからついに本格的なミュージカルをやられるのかと。芸人さんって器用な方が多いし、トレンディエンジェルの斎藤(司)さんなんか歌めちゃくちゃうまい。だから、『ムーラン・ルージュ』に純烈はやばいやろって思いました。
白川:歌そんなうまくないですからね、純烈は(笑)
後上翔太:1回もハモったことないんですよ(笑)
小田井:これは断ったほうがええんちゃうって本気で思いました。あとから『ユーラン・ルージュ』って聞いて、そういうことかと。で、純烈役。なんや俺、ユアン・マクレガーの役ちゃうんかと。
白川:そんないい役なわけないでしょ(笑)
後上:高望みがすぎる(笑)
酒井:そういうのは来年以降、ソロでやって!
小田井: 結果的によかったと、ほっとしています。
――本人役ですが、演じるという感じになるのでしょうか。
酒井:いや、たぶん自分のままだと思います。
小田井:台本があっても、芸人の皆さんはアドリブをめちゃくちゃかまされると思う。そうすると、標準語で話していても絶対関西弁に戻ると思うので、だったら最初から関西弁でやったほうがいいなと思っています。
後上:台本を読んでいても「自由にお願いします」「なんとなく楽しい感じで」とか、セリフが書かれていないところがあって。タイトルにも「笑いの源泉かけ流し!」って入っていて、笑いの中でも源泉……ハードルが高くて怖いです(笑)
小田井:衣装の打ち合わせもしましたが、本番前に「ステージ衣装じゃ面白くないから、タオル1枚で出てもらっていいですか?」って言われそうな気がしていて、今から乳首の毛をきれいにしておこうかなと(笑)
――みなさん脱ぐ覚悟で!?
酒井:僕らは何でも(笑)
――アドリブ部分がどうなるのか注目ですね。
酒井:生の舞台なのでお客さんに楽しみにしていてほしいです。
●マネージャー役・河本準一のアドリブにドキドキ
――吉本さんとコラボするというのは、関西出身の酒井さんと小田井さんにとっては喜びもひとしおなのでは?
酒井:そうなんですよ。6人組時代に、なんばグランド花月で吉本新喜劇の舞台にゲストとして立たせていただいたこともあって。今回の会場よみうりホールも、4人になる前にコンサートをしていた場所で、ここが大目標という時代もあったので、久しぶりに立ちますが、その時の緊張感も混ざると思います。
小田井:僕は小学校のときから土曜日は新喜劇を見るという生活をしていて、岡八朗さんが大好きでした。大阪に行くと吉本の芸人さんにはたまに遭遇することがあって、僕の中では身近な芸能界が吉本興業さん。一緒に立てると思って生きてきてないので、すごいことになるなと思っています。しかも河本さんなんてアドリブコントの天才じゃないですか。アドリブであんなんやられたら無理やから、なるべく後ろ向いておこうかなと(笑)
――河本さんは純烈さんのマネージャー役ですよね。
小田井:何をされるのかと、心を揺さぶられるのが怖いです。
――いろいろ鍛えられそうですね。
小田井:いっそのこと、「パチパチパンチ」「ポコポコヘッド」(島木譲二さんのギャグ)みたいな武器を持たせてくれたほうが助かる。
酒井:しまったしまった
小田井:島倉千代子!
白川:“しまったしまった島倉千代子”さんはわかる。
小田井:チューイングボーン!
白川:それはわからない。
酒井:ウソやろ!? YouTube見ておいて!
――白川さんと後上さんは吉本さんとの共演に関してどう感じていますか?
白川:何が飛んでくるのかわからないなと。稽古でお笑いのノウハウを教えてもらえればなと思いますが、本番になるとまた違くなってくると思うので、自分たちらしく楽しみつつ舞台に臨みたいと思います。
後上:吉本さんはテレビの中というか、一緒に何かをやらせていただくというより見るものというイメージがあったので、稽古も本番も「見たことある!」っていうお客さん的な自分になりそうだなと。皆さん歌めちゃくちゃうまいじゃないですか。僕、トレンディの斎藤さんの堂本剛さんやGACKTさんがすごく好きで。一番いい特等席で見られる楽しみはめちゃくちゃあります。
小田井:ある意味、一番余裕ありますよね。客観的に見ようとしている。そんな余裕、僕ないですわ。
――稽古で芸人さんとこんなことしたいという希望はありますか?
白川:芸人さんと飲みに行きたいです。飲みの席はどうなるんだろうなと興味があって。
酒井:仲良くなりたいよね。
後上:僕は一緒に何かするのではなく、例えば、台本を読んでいたり、考えていらっしゃる表情をこっそり見てみたい。普段見られないところが見られるのがすごく楽しみです。台本に書き込んでいるのが見えたときにはすごく感動すると思います。
小田井:でも、芸人さんの稽古ってたぶん本気出さないですよね。本番全然違うことになるんだろうなと。だから僕も稽古は本気出さないです(笑)
酒井:小田井さんは家の中で本気なんでね。LiLiCoさんが相手なので。仕事のときはリラックスさせてあげたいなと。
小田井:家のほうが戦場なんで。コラッ!(笑)
●純烈登場シーンは日替わり!?「全部見てほしい」
――純烈さんは芸人さんのような掛け合いも魅力ですが、昔から笑い満載のトークでしたか?
酒井:そんなことない。小田井さんと白川と僕は、戦隊ヒーローや仮面ライダーで同じ釜の飯を食べていましたが、後上くんはデビューが純烈で、その前は東京理科大学の学生。小田井さんと後上は年齢も15歳違うので共通の話題がなくて、初ステージのときは台本を書いたんです。でもセリフだからぎこちなくて、普段から会話していくしかないよねって。2、3年かかったと思います。
後上:(小田井さんが)言ってはいけないことを言って「使えないよ!」ってツッコむのも、今は普通に言えますけど、当時は言えず黙っていたり。
酒井:そういう時代があって、やっと打ち解けたところで脱退や。
後上:確かに!
白川:やっと関係性ができたのにね。
――先ほど白川さんが「お笑いのノウハウを教えてもらえれば」とおっしゃっていましたが、酒井さんも芸人さんとの共演でお笑いスキルがアップできたらという思いはありますか?
酒井:いやいや、でもネタのからくりというか、大勢のお客さんを前にしたときのいろんなやり方は見えてくると思う。目の前で本人の実演やから、ミーハーな気持ちで見て、帰り際に「やっぱすげーな!」って。そういうのが純烈かなと(笑)
小田井:でも、村上ショージさんの「ドゥーン!」とか計算のもとにやっていてほしくない。勢いでやっていてほしい。計算やったんやってショックを受けることもあるかもしれない。
――この舞台を経て、その後の純烈さんのライブに何か変化があるのか気になります。
小田井:逆に落ち込んでめっちゃ暗いステージになっているかもしれないです(笑)。芸人さんがすごすぎましたって。
酒井:僕も小田井さんと一緒に辞めようってなるかもしれない。
小田井:急に4人が会見開いて。
酒井:全員脱退しますって(笑)
――まさかそんな可能性も!?
酒井:あるある(笑)
――純烈さんのパフォーマンスも大きな見どころですが、本作ならではの魅力をアピールお願いします。
酒井:自分たちのファンの皆さんには、吉本さんの異空間のミュージカルに出演させてもらっているというのを楽しんでもらいたいですし、初めて純烈をご覧いただくお笑い大好きな方もいると思うので、お風呂屋さんのライブを見たことがない人も、なんとなくこんな感じかなって、アットホームな純烈のライブの雰囲気はお届けできると思います。
小田井:全部見てほしいので、おそらく僕らの出るところほぼ日替わりになると思います。だから全部見たほうがいいと思います!
酒井:出るたびに衣装は全部変えようか!?
――毎回違った楽しみがありそうですが、改めて本作の魅力をアピールお願いします。
酒井:吉本さんのミュージカルにこの4人で立たせていただくのは今回限りだと思います。僕らとしても全力で楽しみたいし、皆さんと一緒に楽しみたいので、ぜひともご来場いただけたらと思います。
■純烈
元戦隊ヒーロー出身の俳優を中心に結成されたムード歌謡コーラスグループ。メンバーは酒井一圭、後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平の4人。2010年6月「涙の銀座線」でメジャーデビュー。2017年にリリースした「愛でしばりたい」がオリコン演歌チャート初登場1位、総合チャート5位を獲得。“スーパー銭湯アイドル”として注目を浴びる。2018年に目標に掲げていた『NHK紅白歌合戦』初出場を果たし、以降4年連続出場中。今年4月1日に、小田井が年内でグループを卒業し、来年以降ソロで活動していくことを発表。その後、酒井が新メンバーを1人か2人加えることを発表し、新体制にも熱い視線が注がれている。
■スーパー銭湯LIVE『ユーラン・ルージュ〜笑いの源泉かけ流し!〜』
有楽町のど真ん中に突如現れたスーパー銭湯「ユーラン・ルージュ」を舞台にしたノンストップコメディLIVE 。6月3日・4日の2日間、東京・有楽町よみうりホールにて開催(全3回)。6月4日の2公演はオンライン配信も実施。
心地よいムード歌謡や気さくな人柄で幅広い世代に愛され、4年連続で『紅白歌合戦』に出場しているスーパー銭湯アイドル・純烈。メンバーの小田井涼平が年内で卒業することを発表し、小田井のソロ活動や純烈の新メンバー構想に熱い視線が注がれているが、6月3日・4日には、東京・有楽町よみうりホールで開催されるスーパー銭湯LIVE『ユーラン・ルージュ〜笑いの源泉かけ流し!〜』に本人役で出演する。吉本興業主催ライブ初出演となる純烈にインタビューし、意気込みや楽しみにしていることを聞いた。
本作は、有楽町のど真ん中に突如現れたスーパー銭湯「ユーラン・ルージュ」を舞台にしたノンストップコメディLIVE。偶然訪れた駆け出し作家(田村心)が、銭湯のオーナーの娘(新内眞衣)に一目惚れするところから物語は始まる。次長課長・河本準一、タカアンドトシ・トシ、こがけん、トレンディエンジェルら吉本芸人も多数出演。純烈は本人役で登場し、歌と踊りで魅せる。
――『ユーラン・ルージュ』出演が決定したときの心境からお聞かせください。
酒井一圭:吉本さんにミュージカルのイメージがなかったので、最初は驚きましたし、怖かったです。純烈役と聞いて、それならと思いましたけど。バラエティ番組で司会をやられている吉本の芸人さんは多いですが、そこに出演が決まるとうれしいけど怖いんです。
白川裕二郎:確かに怖いね。
酒井:(明石家)さんまさん、ダウンタウンさん、千鳥さんって聞くと、ビクッて(笑)
小田井涼平:僕は最初にこの話を聞いたときに『ムーラン・ルージュ』だと勘違いし、吉本さん最近いろんなことをやられるからついに本格的なミュージカルをやられるのかと。芸人さんって器用な方が多いし、トレンディエンジェルの斎藤(司)さんなんか歌めちゃくちゃうまい。だから、『ムーラン・ルージュ』に純烈はやばいやろって思いました。
白川:歌そんなうまくないですからね、純烈は(笑)
後上翔太:1回もハモったことないんですよ(笑)
小田井:これは断ったほうがええんちゃうって本気で思いました。あとから『ユーラン・ルージュ』って聞いて、そういうことかと。で、純烈役。なんや俺、ユアン・マクレガーの役ちゃうんかと。
白川:そんないい役なわけないでしょ(笑)
後上:高望みがすぎる(笑)
酒井:そういうのは来年以降、ソロでやって!
小田井: 結果的によかったと、ほっとしています。
――本人役ですが、演じるという感じになるのでしょうか。
酒井:いや、たぶん自分のままだと思います。
小田井:台本があっても、芸人の皆さんはアドリブをめちゃくちゃかまされると思う。そうすると、標準語で話していても絶対関西弁に戻ると思うので、だったら最初から関西弁でやったほうがいいなと思っています。
後上:台本を読んでいても「自由にお願いします」「なんとなく楽しい感じで」とか、セリフが書かれていないところがあって。タイトルにも「笑いの源泉かけ流し!」って入っていて、笑いの中でも源泉……ハードルが高くて怖いです(笑)
小田井:衣装の打ち合わせもしましたが、本番前に「ステージ衣装じゃ面白くないから、タオル1枚で出てもらっていいですか?」って言われそうな気がしていて、今から乳首の毛をきれいにしておこうかなと(笑)
――みなさん脱ぐ覚悟で!?
酒井:僕らは何でも(笑)
――アドリブ部分がどうなるのか注目ですね。
酒井:生の舞台なのでお客さんに楽しみにしていてほしいです。
●マネージャー役・河本準一のアドリブにドキドキ
――吉本さんとコラボするというのは、関西出身の酒井さんと小田井さんにとっては喜びもひとしおなのでは?
酒井:そうなんですよ。6人組時代に、なんばグランド花月で吉本新喜劇の舞台にゲストとして立たせていただいたこともあって。今回の会場よみうりホールも、4人になる前にコンサートをしていた場所で、ここが大目標という時代もあったので、久しぶりに立ちますが、その時の緊張感も混ざると思います。
小田井:僕は小学校のときから土曜日は新喜劇を見るという生活をしていて、岡八朗さんが大好きでした。大阪に行くと吉本の芸人さんにはたまに遭遇することがあって、僕の中では身近な芸能界が吉本興業さん。一緒に立てると思って生きてきてないので、すごいことになるなと思っています。しかも河本さんなんてアドリブコントの天才じゃないですか。アドリブであんなんやられたら無理やから、なるべく後ろ向いておこうかなと(笑)
――河本さんは純烈さんのマネージャー役ですよね。
小田井:何をされるのかと、心を揺さぶられるのが怖いです。
――いろいろ鍛えられそうですね。
小田井:いっそのこと、「パチパチパンチ」「ポコポコヘッド」(島木譲二さんのギャグ)みたいな武器を持たせてくれたほうが助かる。
酒井:しまったしまった
小田井:島倉千代子!
白川:“しまったしまった島倉千代子”さんはわかる。
小田井:チューイングボーン!
白川:それはわからない。
酒井:ウソやろ!? YouTube見ておいて!
――白川さんと後上さんは吉本さんとの共演に関してどう感じていますか?
白川:何が飛んでくるのかわからないなと。稽古でお笑いのノウハウを教えてもらえればなと思いますが、本番になるとまた違くなってくると思うので、自分たちらしく楽しみつつ舞台に臨みたいと思います。
後上:吉本さんはテレビの中というか、一緒に何かをやらせていただくというより見るものというイメージがあったので、稽古も本番も「見たことある!」っていうお客さん的な自分になりそうだなと。皆さん歌めちゃくちゃうまいじゃないですか。僕、トレンディの斎藤さんの堂本剛さんやGACKTさんがすごく好きで。一番いい特等席で見られる楽しみはめちゃくちゃあります。
小田井:ある意味、一番余裕ありますよね。客観的に見ようとしている。そんな余裕、僕ないですわ。
――稽古で芸人さんとこんなことしたいという希望はありますか?
白川:芸人さんと飲みに行きたいです。飲みの席はどうなるんだろうなと興味があって。
酒井:仲良くなりたいよね。
後上:僕は一緒に何かするのではなく、例えば、台本を読んでいたり、考えていらっしゃる表情をこっそり見てみたい。普段見られないところが見られるのがすごく楽しみです。台本に書き込んでいるのが見えたときにはすごく感動すると思います。
小田井:でも、芸人さんの稽古ってたぶん本気出さないですよね。本番全然違うことになるんだろうなと。だから僕も稽古は本気出さないです(笑)
酒井:小田井さんは家の中で本気なんでね。LiLiCoさんが相手なので。仕事のときはリラックスさせてあげたいなと。
小田井:家のほうが戦場なんで。コラッ!(笑)
●純烈登場シーンは日替わり!?「全部見てほしい」
――純烈さんは芸人さんのような掛け合いも魅力ですが、昔から笑い満載のトークでしたか?
酒井:そんなことない。小田井さんと白川と僕は、戦隊ヒーローや仮面ライダーで同じ釜の飯を食べていましたが、後上くんはデビューが純烈で、その前は東京理科大学の学生。小田井さんと後上は年齢も15歳違うので共通の話題がなくて、初ステージのときは台本を書いたんです。でもセリフだからぎこちなくて、普段から会話していくしかないよねって。2、3年かかったと思います。
後上:(小田井さんが)言ってはいけないことを言って「使えないよ!」ってツッコむのも、今は普通に言えますけど、当時は言えず黙っていたり。
酒井:そういう時代があって、やっと打ち解けたところで脱退や。
後上:確かに!
白川:やっと関係性ができたのにね。
――先ほど白川さんが「お笑いのノウハウを教えてもらえれば」とおっしゃっていましたが、酒井さんも芸人さんとの共演でお笑いスキルがアップできたらという思いはありますか?
酒井:いやいや、でもネタのからくりというか、大勢のお客さんを前にしたときのいろんなやり方は見えてくると思う。目の前で本人の実演やから、ミーハーな気持ちで見て、帰り際に「やっぱすげーな!」って。そういうのが純烈かなと(笑)
小田井:でも、村上ショージさんの「ドゥーン!」とか計算のもとにやっていてほしくない。勢いでやっていてほしい。計算やったんやってショックを受けることもあるかもしれない。
――この舞台を経て、その後の純烈さんのライブに何か変化があるのか気になります。
小田井:逆に落ち込んでめっちゃ暗いステージになっているかもしれないです(笑)。芸人さんがすごすぎましたって。
酒井:僕も小田井さんと一緒に辞めようってなるかもしれない。
小田井:急に4人が会見開いて。
酒井:全員脱退しますって(笑)
――まさかそんな可能性も!?
酒井:あるある(笑)
――純烈さんのパフォーマンスも大きな見どころですが、本作ならではの魅力をアピールお願いします。
酒井:自分たちのファンの皆さんには、吉本さんの異空間のミュージカルに出演させてもらっているというのを楽しんでもらいたいですし、初めて純烈をご覧いただくお笑い大好きな方もいると思うので、お風呂屋さんのライブを見たことがない人も、なんとなくこんな感じかなって、アットホームな純烈のライブの雰囲気はお届けできると思います。
小田井:全部見てほしいので、おそらく僕らの出るところほぼ日替わりになると思います。だから全部見たほうがいいと思います!
酒井:出るたびに衣装は全部変えようか!?
――毎回違った楽しみがありそうですが、改めて本作の魅力をアピールお願いします。
酒井:吉本さんのミュージカルにこの4人で立たせていただくのは今回限りだと思います。僕らとしても全力で楽しみたいし、皆さんと一緒に楽しみたいので、ぜひともご来場いただけたらと思います。
■純烈
元戦隊ヒーロー出身の俳優を中心に結成されたムード歌謡コーラスグループ。メンバーは酒井一圭、後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平の4人。2010年6月「涙の銀座線」でメジャーデビュー。2017年にリリースした「愛でしばりたい」がオリコン演歌チャート初登場1位、総合チャート5位を獲得。“スーパー銭湯アイドル”として注目を浴びる。2018年に目標に掲げていた『NHK紅白歌合戦』初出場を果たし、以降4年連続出場中。今年4月1日に、小田井が年内でグループを卒業し、来年以降ソロで活動していくことを発表。その後、酒井が新メンバーを1人か2人加えることを発表し、新体制にも熱い視線が注がれている。
■スーパー銭湯LIVE『ユーラン・ルージュ〜笑いの源泉かけ流し!〜』
有楽町のど真ん中に突如現れたスーパー銭湯「ユーラン・ルージュ」を舞台にしたノンストップコメディLIVE 。6月3日・4日の2日間、東京・有楽町よみうりホールにて開催(全3回)。6月4日の2公演はオンライン配信も実施。