高齢者に交通安全を呼び掛ける警察の「高齢者交通安全教育隊」、通称KAT隊の任命式が24日、栃木県警察機動センターで行われました。

 

高齢者の「K」と安全教育の「A」、チームの「T」の頭文字を取ったKAT隊は、啓発活動を通して高齢者に交通安全を呼び掛けるものです。

 

発足7年目となる今年の任命式では、県警察本部の佐藤雅人交通部長から井上明隊長と昨年度から隊員に加わった県のマスコットキャラクター「とちまるくん」が任命書を受け取りました。

 

県警によりますと、今年に入り県内では5月23日までに交通事故で19人が死亡していて、このうち14人が65歳以上の高齢者です。買い物や通院のため道路を歩いているときに事故に遭うケースが多いということです。

 

KAT隊は今後、反射材の配布や交通安全教室を開くなどして高齢者に交通安全を呼び掛けていきます。