公示日となる見通しの6月22日まで1カ月に迫った参議院選挙で参政党の新人・大隈広郷氏が23日、栃木県庁で会見を開き、栃木選挙区から出馬すると表明しました。

参政党から栃木選挙区で立候補を表明したのは日光市に住む新人の大隈広郷氏(52)です。

大隈氏は沖縄県出身で与勝高校を卒業後、ウェブデザイナーなどを経て現在は教育事業を手掛ける企業を経営しています。

選挙への出馬は初めてで、去年10月ごろから政党が配信する動画の中で党員が子どもの教育を熱く語る様子を見て政治への意欲が湧き子どもの教育に力を入れると出馬を決意したということです。

参議院選挙を巡っては3回目の当選を目指す自民党現職の上野通子氏(64)、立憲民主党の新人、板倉京氏(55)、日本共産党の新人、岡村恵子氏(68)、日本維新の会の新人、大久保裕美氏(45)、NHK党の新人、高橋眞佐子氏(57)が立候補を予定していて、野党共闘にはならず乱立した状態で選挙戦になる見通しです。