経済的な理由などで生理用品を手に入れることができない小中学校の児童や生徒のために、鹿沼市のロータリークラブが20日、鹿沼市へ生理用品を提供しました。

生理用品を市へ贈ったのは鹿沼東ロータリークラブです。20日は鈴木和也会長などが市役所を訪れ、佐藤信市長へ目録を手渡しました。

鹿沼東ロータリークラブには37の会員が加盟していて、このうち女性は4人。今回、この女性会員たちからの提案を受けて、生理用品300パックを寄贈することになりました。

経済的な理由から女性が生理用品を購入できないいわゆる「生理の貧困」が社会問題となる中、鹿沼市ではコロナ禍を機に窓口で生理用品の無償配布を行っています。

鹿沼市では今回寄贈された一部をこの窓口での配布に充てるほか市内の小中学校に配って児童や生徒に役立ててもらう考えです。