めぶきフィナンシャルグループ 決算発表 足銀の純利益154億円
足利銀行と茨城県の常陽銀行を傘下に置くめぶきフィナンシャルグループが13日今年3月期の決算を発表しました。
足利銀行単体の純利益は、前の年に比べ22億円減って154億円になりました。足利銀行単体で見ますと3月期の決算は売上高に当たる経常収益が前の年と比べて9億円減少し941億になりました。経常利益は、26億円増加の225億円、純利益は、22億円減少し154億円になりました。
銀行本業のもうけを示す「コア業務純益」は31億円増加し347億円、投資信託解約損益を除くと50億円増加し347億円でした。一方、グループ全体の連結決算は、純利益が前の年と比べて64億円増加の429億円、経常利益が108億円増加の649億円になりました。主な要因として店舗の再編など経営効率化による経費の削減やコンサルティング事業が、好調だったことなどを挙げています。
来年3月期の決算は純利益を450億円、経常利益を650億円と見込んでいます。