新茶葉の摘み取り作業始まる 那珂川町
栃木県那珂川町の茶畑で12日、新茶葉の摘み取り作業が始まりました。
那珂川町矢又では、約40アールの茶畑に青々と伸びた茶葉の新芽が収穫の時期を迎えました。12日は地域の人やボランティアが10人ほど集まり、山あいの段々畑でみずみずしく光る新芽が手際よく摘み取られていきます。 この茶畑で採れた茶葉で紅茶を生産している烏山製茶工場によりますと、今年の茶葉は暖かい日と寒い日のバランスが良く、春先に適度な量の雨が降ったこともあり、ここ数年で一番の出来栄えとなったということです。 機械で摘み取ったものと比べて、雑味が少なくなるという手摘みの一番茶。発酵させた後、熟成の期間を経て早ければ今年の秋頃に初出荷を迎えます。