感染拡大傾向 栃木県内の1週間 10代が最多
新型コロナウイルスについて栃木県内の1週間の感染状況をまとめました。
5月5日から11日までの新規感染者は、重複などによる取り下げ分を除いて 2,939人でした。前の週の2,632人から305人増え、感染が拡大傾向に転じています。
年齢別にみますと、最も多かったのが10代の653人、次いで20代が523人、そして30代の480人になっています。
11日現在の療養者の数は4,061人で、入院している人は64人でした。全体の9割を超える3,703人が自宅療養となっています。
クラスターは県の発表ベースで2件確認され、大田原市と那須町のいずれも高齢者施設で発生しています。
県の警戒度レベルは現在レベル2で指標となる「病床使用率」と「重症病床使用率」はともにレベル1以下の数値を維持しているものの、「検査陽性率」と「人口10万人あたりの新規感染者数」は対策を強化すべきとするレベル3以上を示していて引き続き警戒が必要です。 ワクチン接種率です。栃木県の3回目のワクチン接種率は11日現在で55.22%、最も接種が進んでいるのは新潟県で62.44%になっています。