かつて、アメリカに留学し、プロバスケットボール選手を目指した少年がいました。しかし、アメリカという壁はとても大きく、夢を叶えることはできませんでした。プロになる夢は叶いませんでしたが、今度はバスケットボールをメジャースポーツにするという新たな夢を誓います。そして現在、その夢は道半ばですが着実に実を結びながら前へと進んでいます。

「リーダーに聞く」。栃木県内を中心に活躍する様々なリーダーをスタジオに迎え、仕事観や素顔に迫り情熱に触れ、視聴者の明日への活力につなげます。今回は、プロバスケットボールチーム宇都宮ブレックスを運営する株式会社栃木ブレックスの代表取締役社長、藤本光正さんにお越しいただきました。

38歳の若さでブレックスの社長に就任した藤本光正さんは1982年、東京都生まれ。高校時代はプロバスケットボール選手を目指しアメリカに留学。その後、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科を卒業。卒業後は株式会社リンクアンドモチベーションに入社し、1年目から栃木県に移り住み、ブレックスの設立にほん走。2020年に代表取締役社長に就任されました。

Q.プロを目指して留学して、実際に感じたレベルの高さはいかがでしたか?

藤本さん「プロへの夢は諦めざるをえなかった。その挫折を経て、大好きなバスケットボールをメジャースポーツに、という新たな夢を抱いた」

Q.バスケットボールをメジャースポーツにする、という夢に向かって、今取り組んでいるのはどんなことですか?

藤本さん:「ブレックスを2026-27シーズンに開幕予定の新B1に参入させ、バスケットボールを文化として根付かせる」