ウクライナ支援 日本酒の売上寄付 佐野の第一酒造
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援しようと、栃木県佐野市にある県内最古の日本酒の酒蔵が10日、日本赤十字社が募集しているウクライナ人道危機救援金へ230万円を寄付しました。
県庁で開かれた贈呈式で、佐野市の第一酒造の島田嘉紀社長から日本赤十字社栃木県支部長を務める福田富一知事に目録が手渡されました。第一酒造では戦闘が激化しているウクライナを支援しようと、3月に2回にわたって売り上げを寄付する日本酒を発売しました。このうち初回の販売で集まった約63万円は既に寄付していて、売り上げの30%を寄付に当てる第2弾の今回は230万円の寄付金が集まりました。
目録を受け取った福田知事は「いち早く取り組んでいただいたことに心から敬意を表したい。われわれもできる応援を一緒にしていきたい」と感謝の言葉を述べました。
これまでに日本赤十字社栃木県支部には、計194件、約2870万円の寄付があったということです。