入学シーズンを祝うかのように、温かな陽気となった8日、栃木県内の中学校では、入学式が行われ真新しい制服姿の新1年生たちが学びやの門をくぐりました。

このうち、栃木市藤岡町藤岡の藤岡中学校は今年度生徒数の減少で2つの中学校が統合して新たに開校しました。

入学式は、新型コロナウイルス対策で新入生と、その保護者のみが参加して行われ、最初の1年生107人が緊張した表情で入場。少し大きめの制服を着た新入生たちは担任の教諭から一人一人名前を呼ばれるとしっかりと返事をして新しい学校生活をスタートさせました。

鈴木 龍一校長は「2つの中学校の歴史と伝統を受け継ぎ、皆さんの夢が無限大に広がる学校にしてください」と歓迎しました。そして、新入生を代表して吉澤 諒さんが誓いの言葉を述べました。

学校の旗は新しくなり、校歌は、3月31日に届いたばかり。満開だったサクラは、これから再び美しい花を咲かせるために新しい葉が出始め、新入生たちは、勉強に部活、友だちづくりと期待に胸を膨らませていました。