栃木県内の県立高校で7日、入学式が行われました。このうち足利高校と足利女子高校が統合し、男女共学となった新生「足利高校」では開校式と入学式が行われ、生徒や教職員らが新しい高校のスタートを祝いました。

開校式では全校生徒871人が見守る中、渡邊佐知夫校長が新「足利高校」の開校を宣言し、早川慶治郎同窓会長から新しい校旗が手渡されました。創立112年の足利女子高校と創立100年の足利高校。伝統ある2つの高校の歴史に幕を閉じ、7日に新生「足利高校」が開校しました。渡邊校長は足利高校の新たな発展に決意を述べ、生徒代表の小和田晴輝さんと荻原杏奈さんが誓いの言葉を述べました。  

その後、足利高校の第1期生になる241人が入学式に臨みました。渡邊校長は「夢に向かって努力し続け、新しい出会いを大切に充実した高校生活を送ってほしい」と新入生にエールを贈りました。これに対し、新入生代表の江田智識さんは「先輩たちが継承した足高・足女の伝統を重んじ、自分の行動に責任をもった高校生活を歩んでいく」と意気込みました。  

新生「足利高校」は、サクラが咲き誇る記念すべき日に新入生たちの新しい一ページが加わりました。