【さくら紀行】さくら市早乙女の桜並木
栃木県内のサクラの名所をお伝えする「さくら紀行」。今回はさくら市、連川温泉の玄関口にある早乙女の桜並木です。
1924年大正13年に県道の改修工事に合わせ地元の青年団が奉仕活動として約100本のソメイヨシノを植えたのが始まりです。
100年近く地元の人や温泉を訪れた観光客に愛されてきましたが、近年、木の衰えが目立ち枝が落下する危険性が出てきたことから県道の拡幅工事に合わせて西側から順に伐採されることになりました。工事が完了後に新しいサクラの木を植えていくということで、現在の桜並木は今年で見納めです。
最後の春を迎えたサクラは、それでも力強く咲き誇り訪れる人たちを出迎えていました。