栃木県内唯一の国立大学、宇都宮大学で5日、入学式が行われ、学部生・大学院生合わせて約1400人の新入生が新しい学問の扉をたたきました。

まっさらなスーツに身を包んだ新入生たちが、宇都宮市文化会館で行われた宇都宮大学の入学式に臨みました。新型コロナウイルスの影響でおととしは中止、去年は3回に分けて行われましたが、今年は座席の間隔を空けたり登録制にしたりして感染対策を施したうえで3年ぶりに全員が一度に参加できる形式で行われました。

今年度の新入生は農学部や工学部など5つの学部合わせて1006人、大学院の2つの研究科合わせて431人です。あいさつに立った池田宰学長は「受け身ではなく自ら学びを深めてほしい」と学生たちにエールを送りました。

宇都宮大学によりますと、今年度は対面での講義も増やしていくということで、徐々にこれまでのキャンパスライフが戻ってきます。