イチゴとニラの産地・鹿沼 新規就農者の研修始まる
栃木県内有数のイチゴとニラの産地の鹿沼市で4日、新規就農者の研修の始業式が行われました。
今年度、鹿沼市が行う新規就農者の研修生となったのは、イチゴが土屋祥一さんと広瀬駿さん、山本烈士さん、ニラは李英源さんの合わせて4人です。全員が県外出身の30代前半で、始業式で佐藤信市長が「壁にぶつかることもあるが、先輩たちのサポートもあるので安心して技術習得に打ち込んでほしい」とエールを贈りました。
市の研修制度は2017年から始まり、イチゴは今回で6期目、ニラは2期目で、これまでに研修を終えた11人が新人農家として市内で汗を流しています。
研修期間はイチゴが2年間、ニラは1年間で、土づくりから出荷に至るまでの一連の栽培技術を学びます。研修後は農地の取得や準備資金の相談などの支援も行われ、さまざまなバックアップを受けながら一人前の生産者になることを目指します。