5日は植えた種が一万倍にも実るという吉日「一粒万倍日」です。桜の舞う時期に栃木県大田原市で、いち早く田植えが始まりました。

大田原市滝岡で5日に始まった田植え。生産農家の関谷規一さん一家は約40ヘクタールという大田原市内でも最大規模の広い農地でコメを作っています。そのため「JAなすの」管内では毎年ほかの農家に先駆けて作業を始め、午前9時ごろから田植え機を使って水を張った田んぼ約2ヘクタールに「コシヒカリ」の苗を植えました。  

新型コロナウイルスの影響で、コメの消費量が減少傾向にある中ですが、関谷さんたちは今年もおいしいコメを食卓に届けようと汗を流していました。田植えは5月下旬ごろまで行われ、8月下旬に稲刈りをするということです。