【サポーターズ便り】Vol.7もっと知って欲しい!我が街自慢の逸品食材

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おうちごはんサポーターズのご自慢食材をご紹介する企画の第2回目は、福岡県と茨城県と大分県をピックアップ。住んでいる地域が違うだけで、食材の産地を知らなかった!なんて人も意外と多いのでは?今回も地域ごとの食材を紹介しているので、気になるレシピがあったらぜひ試してみてくださいね。

サポーターズ企画第2弾!「我が街自慢の逸品食材」シリーズ


今回は、福岡県と茨城県と大分県の食材をご紹介!

フルーツや根菜など、全国に流通している食材は実際に食べたことがある方も多いと思います。でも、地元の方々はどんな風に食べているのか、どんな楽しみ方をしているのかって気になりますよね?

今回もみなさんにおいしい<アレンジレシピ>を教えていただいたので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。


【福岡県】生産量同率全国第2位『キウイ』フルーツ


こんにちは、福岡のサポーターズメンバーの@shima_no_ouchicafeです。

福岡県のフルーツと言えば……。

「あかい・まるい・おおきい・うまい」が名前の由来のいちご「あまおう」を連想される方がほとんどだと思いますが、実はいちごと生産量同率全国第2位を誇る博多のフルーツが『キウイ』フルーツなんです。


福岡県は、うきは市、朝倉市、久留米市などを中心に柿、梨、ぶどう、桃、ブルーベリー、などいろんな果物を栽培していて、それぞれの果物が旬の時期を迎える頃は「〇〇狩り」と書かれたのぼり旗をたくさん見かけるほどのフルーツ産地なんです。


今回ご紹介する『キウイ』フルーツは、「完熟娘」と書いて「うれっこ」と読みます♪

「博多完熟娘」は糖度が15度以上!

特に糖度が高い食べ頃の『キウイ』で、ジュワァと滴る果肉がジューシーで甘く程よい酸味が特徴だそう。

ほかにも、糖度が13度以上のものを「博多甘香(はかたあまか)」、大きい果実と黄色味を帯びた果肉が特徴の「甘うぃ」などラインナップも充実しています。


この『キウイ』の主な生産地は県南部に位置する八女市。ここは、星空やホタルなど美しい自然とお茶の産地としても有名どころ。

『キウイ』フルーツもおすすめですが、観光地としても群を抜いておすすめしたい場所でもあります。

そよぐ新緑や水のせせらぎ、空に瞬く星、飛び交うホタル、そんな風景を思い浮かべて食べるだけでもおいしさがさらに増しそうな気がします。


<アレンジレシピ>キウイと抹茶のグリーンスムージーボウル

そのまま食べてもおいしい『キウイ』ですが、今回はスムージーボウルにアレンジしました。


・キウイフルーツ(博多完熟娘)……2個(約240g)
・りんご……1/2個(約120g)
・プレーンヨーグルト……50g
・はちみつ……大さじ4
・豆乳……100g
・レモン果汁……小さじ1
・抹茶……小さじ1

【トッピング】
・ナッツ、グラノーラなどお好みで


1. キウイ、りんごは撹拌しやすい大きさに切る。

2. 全ての材料をミキサーにいれて撹拌し、なめらかになったらできあがり。

器に入れてお好みのナッツやグラノーラをトッピングしても◎です。
※「はちみつ」を使用するレシピです。1歳未満の乳児には与えないようお気を付けください。


【茨城県】『蓮根』の生産量約50%は茨城県産!


やっほー! 茨城担当の@fuji.fanです。

茨城県といえば『蓮根(れんこん)』

実は、日本の約50%は茨城県で生産されています。ハウス栽培もあり、ほぼ通年で収穫されているようです。

遠く筑波山が臨め、霞ケ浦の畔に位置する広々とした蓮根畑の一画では、次の苗となる「種蓮根(たねれんこん)」の掘り出し作業が行われていました。


泥水に胸辺りまで浸かりながら、種蓮根の芽を傷つけないよう、水圧で一本一本を丁寧に掘り出し、ボートに移している生産者さんにお話しを伺うことができました。


蓮根は、水面から出ている蓮の茎を引っ張れば、大根のように丸ごと一本が抜け出て来るものと想像していました(←自分だけ?)。お尋ねしたところ、「勘違いされる方はたくさんいますよ(笑)。縦ではなく横に成長しているんです」との返答でした。


<アレンジレシピ>レンチンヤンニョムチキンのシャキ蓮根

今回、時短で『蓮根』のシャキシャキとした食感を味わいたい方にオススメのレシピを紹介します。

おうちごはん1分レシピ動画「レンチンヤンニョムチキン」とコラボしたアレンジです。


・鶏肉(もも、肩、むねなど部位はお好みで)……300〜350gくらい
・蓮根……一節150gくらい
・塩こしょう……少々
・酒……大さじ1
・片栗粉……大さじ2

【A:ヤンニョムダレ】
・にんにく(おろしorチューブ)……1片(または2〜3cmくらい)
・生姜(おろしorチューブ)……1片(または2〜3cmくらい)
・コチュジャン……大さじ2
・ケチャップ……大さじ1
・砂糖orはちみつ……大さじ1
・みりん……大さじ1
・醤油……大さじ1/2
・ごま油……小さじ1
・粉唐辛子(一味唐辛子)、ごま、ねぎ……お好みで


1. 蓮根はピーラーで皮をむき、一口大の乱切りにして、水にさらしておく。

2. 一口大にカットした鶏肉に酒を揉み込み、片栗粉をまぶす。

3. 耐熱容器に1の蓮根と、2の鶏肉とAの調味料を入れ、600Wの電子レンジで3分加熱する。

4. 一度かき混ぜ、さらに3分加熱する。

5. 仕上げにお好みで粉唐辛子、ごま、ネギなどをトッピングして完成。


<写真左>
鶏肉と合わせた煮物、明太マヨサラダ、きんぴらと、『蓮根』づくしで食べ比べましたが、どれもシャキシャキとした食感が際立っていて、たまりませんでした!

<写真右>
揚げ物では、定番のはさみ揚げも堪能しました!
直売所のパンフレットに載っていた変わり衣も試しました。海老れんこんドックは、すりおろし『蓮根』に片栗粉を加え混ぜ、軽く水気を切り、衣を纏わせ揚げることで、モチねっとりとした食感が楽しめました。

ぜひ、シャキシャキの茨城産『蓮根』を皆さんもお楽しみくださいね。


【大分県】みんな大好き、さつまいも『甘太くん(かんたくん)』


こんにちは! 大分担当の@ayupecookです。

今回は、大分県の誇る高糖度さつまいも『甘太くん』をご紹介します♪

『甘太くん』は、阿蘇山の噴火による火山灰土が広がる丘陵地帯で育つかんしょです。収穫後40日以上貯蔵することで、ぐっと甘味を増加させた大分独自ブランドなんですよ。

その糖度はなんと、通常のかんしょの1.5倍ほど! 地元大分県では、子供から大人まで大好きなブランド食材です。


おすすめの食べ方は、やっぱり焼き芋!

私は今回、試しに鹿児島県産の安納芋の焼き芋と食べ比べをしてみました。

どちらもとっても甘くておいしいですが、特徴としては安納芋はねっとりなめらかな食感で、『甘太くん』は少しホクホク感を残したねっとり感があり、はちみつのような甘みを感じました〜!

焼き芋で食べる場合は、オーブン350℃で、45分焼くだけ!(予熱はいりません)


<アレンジレシピ>焼き芋スコーン

・焼き芋……80g
・薄力粉……150g
・砂糖……大さじ2
・ベーキングパウダー……8g
・バター……30g


1. オーブンを180℃に予熱する。焼き芋は潰して冷ましておく。

2. ボウルに材料を全て入れ、バターを指で潰しながら全体を混ぜ、ポロポロとしたそぼろ状になったら2cm程の厚さの円にまとめる。

3. 6等分に切ってオーブンで13分焼く。


<アレンジレシピ>焼き芋ペースト

・焼き芋……小さめ1本120g前後
・バター……10g
・砂糖……大さじ1
・塩……ひとつまみ
・牛乳……大さじ2
・水……大さじ2


1. 小さめの鍋にバターを熱し、焼き芋、砂糖、塩を入れて潰しながら混ぜる。

2. 牛乳、水を少しずつ加えて溶かすように混ぜながら水分を飛ばし、なめらかなペースト状になるまでよく混ぜたらできあがり。

焼き芋ペーストは、ジャムのようにパンと合わせたり、あんこの代わりのように和菓子に使ったり、アイスのトッピングにも良いですね♪


さつま芋が大好きな方は、ぜひ大分県の『甘太くん』も食べ比べのレパートリーに入れてみてくださいね〜!!


次回は千葉県、新潟県、長野県のご自慢食材をご紹介!


次回はおうちごはんサポーターズの

@nicoaya_cookingさん(千葉県)
@lunch.time240725さん(新潟県)
@nao_h.kitchenさん(長野県)


に、ご自慢の食材を教えていただきます。
どうぞ、お楽しみに〜!!