21日で「まん防」解除 飲食店への時短要請終了へ 4月10日まで再拡大防止徹底
政府は17日、栃木県を含む18都道府県で適用されていたまん延防止等重点措置について期限となる今月21日で解除することを決めました。
これを受けて福田富一知事は会見を開き、解除後の感染防止対策の基本方針を発表しました。
政府は地域差はあるものの全体として新規感染者数や病床使用率などが減少傾向にあることから自治体の意向も受け全面解除としました。
栃木県ではおよそ2カ月振りの解除に伴い、飲食店への時短要請も終了します。
重点措置の終了後も引き続き感染対策と経済活動の回復を図るため、福田知事は翌日の22日から来月10日まで、栃木県全域を対象に「感染再拡大防止徹底期間」とすると発表しました。
春休みや年度の切り替わりで人が集まるイベントが増える時期ですが、歓送迎会や花見などは万全な感染対策への協力を求めています。
一方、感染の再拡大を防止するため感染不安を感じる県民を対象とした無料のPCR検査などについて実施期間を来月10日まで延長します。
またコロナワクチンの接種促進に向けて宇都宮市と小山市の県営接種会場で行われている集団接種の予約枠を拡充します。
経済対策としては観光需要回復に向けた県民一家族一旅行とGoToEatキャンペーンを来月11日から販売を再開する予定です。