3月10日から16日までに栃木県内で新型コロナに感染した人は発表ベースで3667人でした。

重複などによる取り下げ分は含まれていません。

減少が続いていますが前の週と比較すると82人の減少にとどまり減少幅は少なくなっています。

16日時点での療養者の数は5721人、入院している人は166人でこのうち重症は1人です。

重症患者は減っていますが自宅で療養している人が4857人います。

年齢別で一番多いのが10歳未満の21.1%です。

次いで10代の16.8%で子どもへの感染防止対策は数字から見ても重要になっています。

この1週間で亡くなった人の数は13人でした。

クラスターはこの1週間で12件です。

高齢者施設、福祉施設、障害者施設のクラスターが6件、保育施設のクラスターも4件確認されています。

まん延防止措置は21日で解除になりますが、栃木県の警戒度レベルでは直近1週間の検査陽性率と人口10万人当たりの新規感染者数がレベル3と高い状況が続いています。

病床使用率はレベル2、感染拡大・収縮の判断基準では引き続き「収縮」となっていますが措置の解除が決まった今こそ感染防止対策の徹底が重要です。

最後にワクチン接種率です。3回目のワクチン接種率は栃木は16日現在で31.94%。

少しずつ増えていますが全国平均に届いていません。

全国でも40%を超えているのは山口県だけとなっています。