サッカーの国際大会やJリーグなどでプロフェッショナルレフェリーとして活躍する西村雄一さんを招いた審判講習会が16日、足利市で行われました。

栃木県サッカー協会では選手とは別の角度からサッカーに携わる機会を増やそうとレフェリーの育成に取り組んでいて、すでに4級の資格を持っている大学生を対象にした3級審判の昇格講習会に毎年、プロのレフェリーを招いています。

今回、指導に当たったのは2014年のワールドカップブラジル大会やJリーグで主審を務めている西村雄一さんです。  

講習会最終日の16日はこれまでに座学や実技で学んだ成果を見極める試合形式の実践が行われ、西村さんは学生とともにフィールドを走りながら指導に当たりました。

西村さんは「ボールばかりを追うと視野が狭くなる」と話し「ボールの受け手と出し手、そしてマークしている対戦相手の位置を把握しゲーム展開を予測した位置取りが大切」とアドバイスを送っていました。