手作りキーホルダーでウクライナ支援 壬生町の障がい者施設
ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援しようと壬生町の障がい者就労支援施設が売り上げの一部を救援金として寄付するビーズのキーホルダーを販売しています。
ウクライナ支援につなげようと手作りのビーズのキーホルダーを販売しているのは知的や精神などさまざまな障がいのある24人が利用する壬生町壬生丁の障がい者就労支援施設「むつみの森」です。
取り組みのきっかけは施設の利用者と職員が「ウクライナ侵攻で小麦粉の値段が上がりパンなどの価格も上がるだろう」というテレビの報道に触れたことでした。
報道を見た利用者が「パンが売れなくなれば施設で作っているジャムも売れなくなるだろう」とつぶやき、ウクライナの情勢と自分たちの暮らしの結びつきを感じたといいます。
また、現地の障がい者を取り巻く状況を心配する利用者もいて施設としてできることを考えました。
キーホルダーはウクライナの国旗にちなみ青と黄色の2色を使い、平和運動などのシンボルとして世界中で使われるピースマークをデザインしました。
価格は350円で原材料費や利用者の工賃などを除いた100円を日本赤十字社に寄付して救援金として現地に届けます。
ビーズキーホルダーはむつみの森や壬生ハイウェーパークにある「みぶのやおやさん」など町内4カ所で販売しています。