「テンション」分析で成績アップ ベンチャー企業が実証実験 宇都宮ブリッツェンが協力
宇都宮市では全国のベンチャー企業に実証実験の機会を提供するという支援事業を行っています。
この支援対象の1つに選ばれた企業が14日、実証実験を共同で進めるサイクルロードレースチームの宇都宮ブリッツェンを訪れ、これまでの成果を報告しました。
選手の腕に貼り付けられているのはパッチ型のセンサーです。
アスリートの皮膚の下を流れる体液から血糖値を測り、選手の体や心の状態を24時間分析しています。
東京都のベンチャー企業「ワールドトライアウト」が自転車ロードレース・宇都宮ブリッツェンの協力のもと開発を進めてきたサービスです。
センサーを付けておよそ2週間生活した及川一総選手と中村魁斗選手が得られたデータについて説明を受けました。
緊張する状態を把握することで、レース本番前の練習メニューを細かに修正することができます。
また、選手の体に合わせて生活習慣をアドバイスすることでパフォーマンスの改善やけがの防止などの効果が期待できるということです。