まるで本物じゃないか! 色鉛筆で描かれた「イカ」がリアルすぎて、海に戻してあげたいレベル
突然だが、まずはこちらの画像をご覧いただきたい。
こちらは、大阪府在住のツイッターユーザー・ARIA(@aririria_art)さんが2022年2月26日に投稿した画像。
白い紙の上に横たわっているのは、1匹のイカ。絡まった足や体の光沢、ヌメり具合など、実物にしか見えない。しかし、実はこれ、なんとARIAさんが描いた「絵」なのだ。
「影」もあるので非常に立体的で、本当に本物のイカがそこにいるかのよう。リアル過ぎるイカの絵に対し、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「何度も見たけど、ペーパータオルの上に新鮮な烏賊を置いてるとしか見えません」
「海に戻してあげてって言いたくなるくらいリアル」
「何とも言えないイカの目の表情と躍動感!」
なぜこんなにもリアルなイカを描いたのか? Jタウンネット記者は投稿者のARIAさんに話を聞いた。
「出来には満足してません」
ARIAさんはこれまでにも、ポテトチップスの袋やタコなど、様々なものをリアルに描いている。話題の「イカ」も7時間ほどかけて1日で仕上げた渾身の1作だ。
「ぬめりを表現するのが好きなので以前にもイカやタコ、ナマズなども描いており全て大反響でした。なので、また違う種類のイカに挑戦してみようと思い制作致しました」(ARIAさん)
モデルはスルメイカで、ドイツ製とスイス製の2種類の油性色鉛筆2種類を使って書き上げたという。
色鉛筆でここまでリアルに描けるとは......。記者がこだわりや苦労した点をきくと、ARIAさんは
「参考にした写真とは違って自分なりにイカの足を踊らせて描くとより生きてる感じが表現出来ます。
一方、質感と立体感を表現するのには苦労しました。イカの細かい模様やぬめっとした質感など何度描いても難しいです」
と述べる。ただ、ARIAさんいわく、製作時間7時間と少し速足で描いたことから手を抜いてしまった部分も多々あったそう。
「出来には満足してません。次回作はしっかり時間を使って製作していきたいです」
これで「手抜き」とは恐るべし。ARIAさんが本気でイカを描いたら、どうなってしまうのだろう......。