新型コロナ対策など議論 栃木県議会質問戦初日
県議会の3月定例会議の質問戦が21日から始まり、4人の議員が新型コロナウイルス対策の取り組みなどについて県の考えをただしました。
初日のこの日はとちぎ自民党議員会の木村好文議員、公明党栃木県議会議員会の山口恒夫議員、県民クラブの保母欽一郎議員が代表質問を行い、民主市民クラブの山田みやこ議員が一般質問に立ちました。
議員からは、収束が見通せない新型コロナウイルスの第6波にどのように対応してくのか、ワクチンの追加接種の加速に向けてどう取り組むかといった質問が相次ぎました。福田富一知事は市や町と連携を取りながら高齢者施設でのワクチンの巡回接種や来月始まる5歳~11歳のこども接種を円滑に進めていくなどと回答しました。
また、政府が進める2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け県民一人一人の意識を高めるためにどう取り組むかという質問に対して「ガイドブック作成や責務など盛り込んだ条例の制定など通じ、各家庭が脱炭素への取り組みが当然となるような社会構築を目指す」と話しました。
このほか議員からは来年日本で開催されるG7サミットの関係閣僚会合を巡る日光市への開催地誘致や今年10月の国体・全国障害者スポーツ大会終了後の競技施設の利活用などについて質問や要望がありました。