新型コロナウイルスの感染拡大による栃木県へのまん延防止等重点措置が3月6日まで延長されることが決まり、感染対策の徹底が求められる中、宇都宮市の東武宇都宮駅の近くにPCR検査などを専門に行う施設が19日にオープンしました。

宇都宮市の中心部・オリオン通りの空き店舗に新たにオープンしたのは建設業や介護を手がける木下グループの検査センターです。

栃木県内での開設は初めてで1日当たり最大576件のPCR検査と45件の抗原検査に対応できます。

利用者は受け付けで手渡される検査キットを使って自分で検体を採取します。

予約は検査希望日の5日前からウェブで受け付けていて、県が実施している検査の無料化事業に対応しているため、県民は3月末まで無料で検査を受けることができます。

県内では直近1週間当たりの検査陽性率が50%に近づく中、木下グループでは定期的に検査を受けて身近な人への感染を防いでほしいと呼びかけています。