野鳥や動物の剥製を展示して、その暮らしや命の大切さを伝える博物館が宇都宮市内でリニューアルオープンしました。

今にも動き出しそうな鳥のはく製が所狭しと展示されています。

宇都宮市緑の芳村野鳥自然博物館です。

子どもの頃から動物が好きだった芳村安司館長が50年以上にわたり集めたはく製が公開されていて、2004年に経営する会社の寮を改装して開きました。

博物館を後世に残していくために2020年、個人の運営から一般社団法人化して1月リニューアルオープン。

ハゲワシやイヌワシなどの世界の鳥やオオヤマネコが新たに加わり、合わせて750点以上の展示物をテーマごとに紹介しています。

中でも特に目を引くのが日本の山をイメージしたジオラマです。

よく見ると小さな動物を大きな動物が狙っていて食物連鎖の流れを読み取ることができます。

土日のみだった開館日を平日にも広げ、今後、勉強会や研修会も開く予定です。