16日から確定申告の受付が始まるのを前に東京オリンピックの女子シンクロ板飛び込みで5位に入賞した宇都宮市出身の榎本遼香選手がスマートフォンを活用した申告システムのPR大使に任命されました。

宇都宮税務署で15日に任命式が行われ、水落誠所長から榎本選手へ委嘱状などが手渡されました。

榎本選手が就任した「スマホ申告推進大使」は、国税の申告をインターネットから行う「e―Tax」が2019年からスマートフォンに対応したことをPRするものです。

任命式のあと、榎本選手は職員のサポートを受けながらスマホ1つで確定申告の書類が簡単に作成できることを体験しました。

宇都宮税務署によりますと「e―Tax」の栃木県内の普及率は2016年は39%ほどでしたが、おととしには64%まで増加しています。

同じ年にスマートフォンを使って申告した人は確定申告の対象となるおよそ32万人のうち、わずか5.9%だったということです。