一足早く春の色どりを楽しんでもらおうと「花の王」ボタンの展示が日光市の道の駅で開かれています。

道の駅日光「日光街道ニコニコ本陣」のホールに赤やピンクなどの鮮やかなボタンが展示されています。

花が少ない冬の時期に一足早い春を感じてもらおうと、今市牡丹愛好会が企画したもので今年で10回目です。

日本庭園のように装飾された会場にはおよそ80種類、250鉢のボタンが飾られ、訪れた人を魅了します。     

ボタンが見ごろを迎えるのは5月ごろですが、会場のボタンは 国内有数の産地、島根県の松江市から取り寄せたもので、温度を管理して育成され、冬の時期に咲かせる特殊な技術が用いられています。

今年のテーマは「春への誘い」。SL大樹の模型も華を添えます。

会場にはボタンとしては最も大きい直径30センチほどの花を咲かせる「常磐津(ときわづ)」や淡い黄色で甘い香りが漂う「黄冠(おうかん)」などが花の王との呼び名にふさわしい風格を見せています。

「牡丹室内庭園」は道の駅日光で2月15日まで開かれています。