宇都宮市のベンチャー企業が開発したスポーツ用マウスピースを装着して、トレーニング記録が向上するかどうかを検証する測定会が11日、行われた。

マウスピースは去年4月に創業したみらいデンタル企画が開発したもので、今年度宇都宮市のベンチャー企業支援事業に採用された。

測定会は作新学院大学陸上部で行われ、短距離選手15人がマウスピースを装着しない場合、さらに市販とオーダーメイド品をそれぞれつけた場合のトレーニング用ボールを投げた距離を測った。

スポーツ用マウスピースは一部のトップアスリートが愛用しパフォーマンス向上に効果があるという研究成果があり、今後ほかのトレーニングでもデータを取り事業の本格化を目指すという。