事故からまもなく5年を迎える中で引率した教諭3人が在宅起訴されたことについて遺族と県の反応です。

長男の公輝さん当時16歳を亡くした奥 勝さんは、10日のとちぎテレビの取材に対し、「きょうは雪がチラつき、事故当日の悲しさを思い起こさせるような空模様でした。

この結果こそが事故発生から5年もの年月、私たち遺族が待ちわびたものです。息子には、起訴に至ったことを報告しました。

那須雪崩事故は人災であり犯罪行為が行われたと認識してもらいたい。

後世にしっかりとした教訓を残してくださることを切に希望します」と述べています。

一方、県教育委員会の荒川 政利教育長は「重く受け止めている改めて再発防止に努めていく」と述べました。

また、福田 富一知事は「3人の教諭が起訴されたことについては重く受け止め、県として引き続き真摯に対応する」とコメントを発表しています。