郷土料理「しもつかれ」の魅力をPRするイベントが栃木市を中心に12日まで開かれています。

栃木県内のおよそ50団体が独自に考案したアレンジ料理でふるさとの味を表現しています。

「しもつかれウィーク」はしもつかれのブランド力向上を目指す団体が開いていてことしで3回目です。

栃木市を中心に県内各地からおよそ50の団体が参加しそれぞれの店舗でしもつかれを使った独自メニューを提供しています。

このうち栃木市河合町のサンドイッチのテイクアウト専門店では、絞って汁気を抜いたしもつかれを甘めの卵焼きや鮭、ほうれんそうなどと一緒にはさんだもので、しもつかれが苦手な人にも食べやすい味を意識したといいます。

一方、境町にある創作料理の店では、10日から驚きのメニューの提供が始まりました。

なんと前菜からデザートまでの6皿すべてにしもつかれを使った創作フランス料理のコースです。

前菜のテリーヌにはオーナーが厳選した3種のじゃがいもが使われていてサラダにかけるドレッシングも勿論しもつかれがベース。

地元野菜のうまみを引き出せるよう試行錯誤を繰り返しました。

メインの鮭のグリルはしもつかれと合わせることで素材の香りを引き立たせる工夫を凝らしてします。

すべての料理を考案するのに4カ月かかったというこちらのコース料理今後は店の定番メニューにも加えて郷土の魅力発信に貢献していきたい考えです。

あれもこれも「しもつかれ」なこのイベントは12日まで開かれています。