なにかとバタつきがちな朝。朝食の準備でキッチンに、身だしなみを整えるために洗面台にと家のなかをあちこち移動している人も多いのでは? ミニマリストのあぽんさんは、なんとキッチンにメイク道具を収納したことで、朝の時間を快適に過ごせるようになったそう。実際にご自宅を見せていただきました。

食器を手放し、食器棚を自分専用のスペースに変身!

あぽんさんは、夫と小学生男子2人との4人家族。かつては600着も服をもっていた大の服好きだったのですが、「ミニマリストになる!」と宣言をしてから洋服は600着から20着に減らし、もののもち方を見直して、現在はシンプルな暮らしをしています。

化粧品やアクセサリーを収納したキッチンの引き出し<写真>

洋服のほかにも、食器を沢山もっていたそう。ただ、使っていないものが多いことに気がつき手放したところ、キッチンの食器棚のスペースができました。

そこに、朝の身支度の道具としてメイク道具やアクセサリー、さらにはパソコンを収納して自分のもの専用引き出しをつくってみると、自分の家のなかでの過ごし方マッチしてとても納得のいく動線に。

「スキンケアは洗面台に置いていますが、メイク道具はキッチンの1つの棚を空っぽにして、そこに入れています。お皿と一緒に置かなければ、衛生的にも大丈夫だと思います」。

●キッチンにメイク道具を収納し、朝時間を快適に

「鏡をキッチンに置いていたこともあり、元々キッチンで化粧をしていました。そこから、大体自分はキッチンにいるんだから、ここに置けばいいんじゃないか? と思って試してみたところ、これが大正解!」

ズボラで、収納も掃除も苦手なので、不要なものを手放すようにしているというあぽんさん。あちこちに移動したくないというズボラ心から、近くに置くという発想が思いついたそう。

「当たり前のことを、本当にそうなのかな? と疑うようにしています。みんなはこうしてるけど、そうしなくてもいいよね? と考えてみると、アイデアが思いつきますよ」。

 

●ダイニングは家具ゼロ。パソコンも食器棚に収納

日中はダイニングで、パソコンを使用してインスタグラムやYouTubeの編集を行うことが多いあぽんさん。ですが、ダイニングに収納家具は一切ナシ。なので、パソコンはメイク道具と一緒のキッチンの引き出しに収納しています。

「パソコンも、移動距離もアクション数も少ないキッチンの食器棚がちょうどよかった。キッチンだからキッチン用品を置かなきゃいけないということはないので、ぜひ自分の使いやすさを優先して考えてみてください!」